異常なまでの食いっぷり ページ47
貴 「たい焼きあんこ2つ!」
そう元気に注文するAに答えるように店員も元気に受け答えしていた。
店員 「っりがとうございました〜!」
貴 「はい申渡、一個あげる」
申渡 「...有難う御座います」
Aは申渡が受け取らなさそうだったので食べなきゃ一生口聞かなぃっと子供みたいなことを言って無理矢理食べさせた。
貴 「やっぱり一番はあんこだよ、あ、丁度お昼だね二階行こ、申渡!」
申渡 「はい」
Aと申渡はカートを引いて二階へ向かうと丁度あったアイス屋さんにふらふらと足を運ぼうとしたところ申渡に止められた。
貴 「ブーブー、少し位良いじゃないか」
申渡 「駄目です、直ぐ食べるでしょう」
Aがふて腐れているとお昼の話になった。
貴 「右隣は安いけど何処にでもあるよ、だからこっち、申渡はそれで良い?」
申渡 「はい、構いませんよ」
二人の意見は一致したため左隣の御食事甘味処に入った。
店員 「お決まりになったらお呼び下さい」
貴 「どれも美味しそう...」
真面目ながらもよだれが出そうな表情でメニューを見ているAを見て申渡は愛しそうにしていた。
貴 「ここはやっぱりまぐろたたき丼に、そして食後にビックキングパフェを!」
申渡 「先程もたい焼きを食べてらっしゃいましたがビックキングパフェなど...」
申渡は迷いなく大丈夫だと言うAに驚いきつつも若干圧巻していた。
Aと申渡は注文した食べ物を食べ始めた。
貴 「申渡あー」
申渡 「え
(これって間接キスじゃ...//)」
貴 「手、手が痺れる...」
Aが耐えてるのを見かねて申渡は覚悟を決めてAがくれたまぐろたたき丼を一口食べた。
貴 「美味しいでしょ」
申渡 「はい///
(Aさんは間接キスした事に気付いてないっ、仕返しです)」
申渡はAに自分のカツ丼を一口あげた。
貴 「あー...む、美味しいっ、どっちも美味しいっ。・・・///」
申渡 「美味しかったですか?」
申渡が間接キスをわざと仕組んだことに気付くと最後の笑みにもAはぷんすかと怒った。
貴 「申渡のあほっ…///」
申渡 「(そんな表情をするAさんもあほですっ///)」
二人はお互いに恥ずかしい理由を抱えて恥ずかしそうに顔を真っ赤にしていた。
数分後に来たビックキングパフェをぺろりと平らげてしまったAだった。
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作者名:黒芹 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=huzisamaLOVE26
作成日時:2015年3月26日 23時