土曜日のデート ページ42
Aside
貴 「・・・眠い」
昨日虎石とデートの約束をしてから夜が明けて土曜日になり私は散歩も兼ねて五分前に部屋を出た。
普段五分前移動をしない私( •̀∀•́ ) ✧ドヤァ
貴 「やっぱり朝の空気はひと味違うなぁ、人も少ないし」
私は背伸びをしていると後ろから目を塞がれた、凄いビックリした。
? 「だーれだ♪」
貴 「チャラ男怪獣23号!」
虎石 「そのネタまだ引き摺るのかよ(笑)
待ったか?」
貴 「散歩するつもりでは五分早く出てきたから待ってない」
私達は寮を出るとケーキ屋さんに向かった。
虎石 「んで戌峰が」
貴 「戌峰らしい言動だね、でも一歩間違えたら大惨事だったね(笑)」
虎石、意識的なのか無意識的なのか分からないけど私を歩道側に誘導してるな
虎石 「笑顔で恐ろしいこと言うなよ(汗)」
流石チャラ男(。・ω・。)b
貴 「ごめんごめん」
虎石は女の人とのデートに慣れてるからこういうことにも慣れてるんだろうなぁ
虎石 「おっ、此処此処」
貴 「おおおおおっ、いっぱいある!、おおおおっ+゚*。:゚+(*´∀`*)+゚:。*+」
凄い凄い!、見たことないケーキが沢山ある!
虎石 「ふっ」
貴 「何笑ってんの、早く入るよ」
虎石の背中を押して私は店に入った。
店員 「何名様でしょうか?」
虎石 「二名で♪」
本当にチャラ男、店員さん口説いてるし
・・・帰りたい
貴 「ケーキ食べ放題がない、だと!?」
虎石 「なんで驚いてんだ」
席に着くと私達はメニューを見せていた。
このケーキ屋さんは普通の店よりお洒落で落ち着けた。
貴 「ケーキ食べ放題あるかと思った( ๑• ₃ั•๑) プクゥ」
虎石 「(頬膨らましている、ヤベェ可愛いっ)」
全く、なんでケーキ食べ放題がないんだろうね!
まあいいや、沢山頼んで沢山食べよう!
貴 「虎石決まった?・・・虎石?」
虎石 「おー、じゃあ頼むか」
上の空、楽しくないのかな・・・
虎石 「おーい、A?」
貴 「ショートケーキにチョコケーキ、ザッハトルテにショコラケーキ、シフォンケーキにシュークリーム、それから〜〜」
全て頼み終わると店員さんと虎石がなんか驚いてるというか・・・唖然としてる?
店員 「ハッ、えっとショートケーキ、チョコケーキ〜〜〜レアチーズケーキ、ダージリンとコーヒーで宜しかったでしょうか?」
注文を終えた店員さんはそそくさと去っていった。
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作者名:黒芹 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=huzisamaLOVE26
作成日時:2015年3月26日 23時