猫拾伍話 ページ20
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施設跡地に光が溢れる。
誰もがなんだ？と、目を細めた。
段々と、光が薄れていく。
太宰治は目を見張った。
否、太宰だけではない。
太宰と闘っていた大男もだ。
其処には――――――――
・
・
――――――――――いる筈も無い少女が居た。
否、少女と云うには大人びている。
艶やかな黒髪は一つに結い上げられ、たなびいている。
何もかも見通すような大きな瞳は満月の様な金色だ。
秀麗な顔立ちが月明かりに照らされていて――――――――――。
「美しい・・・」
太宰がポツリと云った。
正に、だ。
『これは・・・』
少女は自分の掌を見ながら呟き、やがて、ふわりと微笑んだ。
『そう云うこと…。』
「君は・・・？」
太宰は自分が闘っている途中にもかかわらず、問う。
『あ、治さんには判らないんだ。・・・Aです。
黒猫の――――――貴方のお陰で今ここにいる、Aです。』
「――――――A？」
太宰は理解したらしい。
黒猫―――――――――が、人間になった。
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―――――――――異能力・【吾輩は猫である】
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あも(プロフ) - 雛烏さん» 返信遅れてゴメン…。有難う御座います！ (2016年10月18日 10時) (
レス) id: 4818e71010 (このIDを非表示/違反報告)
あも(プロフ) - 緋翠さん» 有難う御座います！ (2016年10月18日 10時) (レス) id: 4818e71010 (このIDを非表示/違反報告)
雛烏 - やっとみれたよー!!頑張ってください!! (2016年7月28日 12時) (レス) id: 336d109612 (このIDを非表示/違反報告)
緋翠 - 面白かったです (2016年7月17日 3時) (レス) id: e994cc83cd (このIDを非表示/違反報告)
konoha(プロフ) - あもさん» 参加して下さりありがとうございます!見に来ました〜!これからも更新頑張って下さい!応援しています! (2016年6月5日 17時) (レス) id: 48215daa06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あも | 作者ホームページ：
作成日時：2016年5月23日 21時
