【男主】ノリ軽いけど警察です。【名探偵コナン】

喫茶店にて ページ8

「へえ、刑事さんですか...。驚きましたよ。」

「あは、あはは...」

一ノ瀬A。26歳独身。そろそろ結婚したいもうすぐ三十路。警察学校を首席で卒業。超優秀な刑事。

...只今とてつもない恐怖に陥っております。

原因はめちゃくちゃ良い笑顔で俺の傍らにいるイケメン店員さん。その笑顔が絶対零度すぎて怖い。本当に怖い。
じんぺー先輩より怖い。助けて先輩。俺、死んじゃう...！

事の発端は、俺がコナン君、蘭ちゃん、園子ちゃんと喫茶『ポアロ』に来店したことだった。

梓さんめっちゃ、可愛いな〜とか思ってたら、奥から見知った顔が出てきたんだよ。
あのイケメンゴリラ...あっ、ヤバい。物凄く睨まれた。殺されるよ。視線だけで。

俺がめちゃくちゃリスペクトしてる(ちょっと嘘)、ハイスペックな(これは本当)、優しい優しい(これは紛れもない嘘だ...！！)先輩だったから、思わず「れいせ...」まで言っちゃった訳です。

けど、言い切る前にものすごい睨まれたので恐怖で口が動かず、その間に回転の早い頭が「あ、これ名前言っちゃあかんやつや。」と謎の関西弁で弾き出しので、セーフだった...と思ってる。


だけど、怖い。めちゃくちゃ怖い。視線だけで人殺せるんじゃないですか？先輩。

俺の心は殺されそうです。ハイ。

せめてもの救いはひろ先輩も居てくれたことかな...。
ひろ先輩の笑顔は優しい。本物の優しい笑顔だ。
年上だけど癒される。本当に安心する。大好きです。先輩。

じんぺー先輩と伊達先輩と同じくらい尊敬してます。



萩原先輩？うん、まぁ...尊敬してるよ。

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