オーディションなし!!マジで!! ページ4
孝宏「ただいまー、Aいる?」
そんな昔の事を考えていたら兄貴が帰ってきた。
A「…おかえり、何処にもいくわけないじゃん。」
孝宏「あっ…、そうだな。」
そう言って兄貴は、優しく頭を撫でた。
孝宏「そういえば、A。」
A「なに?」
孝宏「もう一回声優業界に入りたい、とか思ったりしたことない?」
A「んー…なんで?」
孝宏「今日さ、鈴村さんにインテンションに入らないか?って言われてさ。A、養成所ででるしAならオーディションしなくても入れてくれるって、どう?」
A「オーディションなし!!マジで!!」
孝宏「うんww」
A「でもね…、今更声優なんて…、ごめん。せっかくのチャンスだけど、断ってくれない?」
孝宏「うん、わかった。アクセルワンに入りたいなら森川さんにも相談してみようか?次のアフレコ同じだから。」
A「いいよ。そこまでしなくて。自分から行くから…。次のアフレコ一緒に行っていい?」
孝宏「そう言うと思った。いいよ。潤も一緒だから。」
A「えっ!…兄貴…お願いします。」
孝宏「了解。」
A「ありがとう。もし入れたら…、頑張るから」
本当に兄貴は、優しいなー。
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作者名:冬月雪 | 作成日時:2016年9月17日 8時