3話 ページ3
当日、会場に着いた僕達。
このイベントは1ヶ月にわたり行われ、
最終日会場を借りて発表し合う流れ。
ワンダショとの両立も必要となるが、
えむくんがお兄さん達に一言、話はしてくれているようだ。
初日は参加するチームがショーを行い、
その後2チームずつ別れ合同でひとつのショーを作り上げる。
そして最終日発表という流れになる。
目的は交流。
将来オーディションで役を決められたとして、
色んな人が集まる、その中でやって行けるかを体験する。
少し変わったイベントである。
僕達もアークランドのキャストである旭さんを始めとしたメンバーとのショー作りにもそれぞれ大きな学びがあった。
今回は年が比較的近い学生だったり、
社会人など両立して自分たちで全てやっている所があったりして、
同じくいい学びが得られるはずだ。
「やっと着いたな。早く着いてしまったと思っていたが、
沢山集まっているな。」
「ほんとだぁー、衣装を来てる人もいるぅー。
何してくれるんだろぉー、楽しみだね!!」
「もう、はしゃがないの。
人がいっぱいだから迷子になるよ。」
「僕達も少しずつ準備していこうか。
あの区画が空いてるから。いくよ。」
事前に聞いていた持ち物の一つであるブルーシートを広げ、自分たちの準備、点検を行う。
「あのー、すみません。もしかして、フェニックスワンダーランドでショーをしている方々ですか?」
だいたい目処が着いたところで、ふと僕たちの後ろから声をかけられる。
振り向いてみると衣装の上にパーカーを羽織った僕達と、
歳の近い学生であろう3人の姿があった。
40人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆきまこ(プロフ) - さふゆわさん» 楽しみにして頂けて良かったです。不定期で更新が遅いですが楽しみに待っててくださいね。コメント初めて頂けたので嬉しかったです。ありがとうございます。更新頑張りますね!! (2023年1月19日 22時) (レス) id: dcc96e84f2 (このIDを非表示/違反報告)
さふゆわ - この作品の続き楽しみです!これからも、更新頑張って下さい! (2023年1月19日 21時) (レス) @page3 id: cde793218e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆきまこ | 作成日時:2022年11月26日 16時