第６話 昨日の ページ7
翌日。
俺は兄さんへ持って行くためのケーキを買いに来ていた。
「確か……」
この商店街に出来たんだよな……？
こういうことには関心がないため自信はないが、あっているハズだ。
「あった」
右側に花が飾られているからそうだろう。
店に入ると先客がいた。
――あ。
見たことがある。
昨日の、ぶつかった人。
ショーウインドウの前にしゃがみこんで、あーでもないこーでもないと呟いてケーキを選んでいる。
目をキラキラさせて、
真剣に悩んで、
まるで小さな子供のようだ。
隣に立つと、俺に気づいているのかいないのか、彼女はさっと端によった。
まあいいや。
兄さんへのケーキを選ぶことにした。
――どれにしよう？
こういうのはよくわからない。
俺女じゃねぇし。
普通はどういうのを買うんだ？
ちらっと隣をみる。
彼女は、どんなケーキを買うんだろうか。
じっと見ていると、目があった。
「あ……」
彼女は俺が昨日ぶつかった相手ときづいたようで、みるみる顔色が変わっていった。
――そんなビビられるようなことしたか？
なんて自分に質問しながら、俺はどうしていいかわからず、彼女と見つめあう形になった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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冬夕暮紗夜(プロフ) - 京夜さん» 同じ好みの方がいらっしゃって嬉しいです！ ありがとうございます！ 12月までは中々更新できませんががんばります！ (2014年11月24日 15時) (
レス) id: f596d484e0 (このIDを非表示/違反報告)
京夜(プロフ) - 妖怪モノで、剣城くん･･･！めちゃくちゃピンポイントで好みです(笑)それ抜きにしても、とっても面白い作品です！頑張ってくださいね！！ (2014年11月24日 9時) (レス) id: 7c163a60cf (このIDを非表示/違反報告)
冬夕暮紗夜(プロフ) - はるはるっ！さん» ありがとうございます！嬉しいです(*´∇｀*) がんばります！ (2014年9月25日 19時) (レス) id: f596d484e0 (このIDを非表示/違反報告)
はるはるっ！(プロフ) - 曖昧な感じがいい！ 続き楽しみにしてます！ (2014年9月25日 3時) (レス) id: 8a50046673 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬夕暮紗夜 | 作者ホームページ：
作成日時：2014年3月28日 23時
