屋上にて ページ23
？「〜〜〜！！！」
辿り着いた途端に聞こえる怒号に、私は思わず懐かしんでしまった。
ショ「…すいません先輩。いつもこんな感じ何すよ……また怒られてるんか…。」
最後の方は小声で聴こえなかったが、彼に謝られた。…ショッピが謝ることじゃないと思うけど。
『んー？まあ、騒がしいぐらいがちょうどいいんじゃない？
私は嫌いじゃないよー。』
ショ「(コネシマさんが連れてこいって言うから連れてきたけど…やっぱり嫌だな、会わせんの。
…あんのクソ先輩…！)」
『後輩くーん。顔が怖いよー。』
ショ「…すみません。」
屋上へと続く重たそうな白い大きな扉の前で、現在立ち止まっている。
前みたいに、問題児組がやらかして、トントンに怒られているのだろう。
もっとも、私もその中の一人ではあったが。
ショッピがガラリとドアを開けると、そこには想像した通りの光景。
A&ショ以外「！？」
瞬間、うるさ…騒がしかった場所が、一気に静寂に包まれる。
ト「え、氷室さん…！？」
トントンがこちらを吃驚したように見つめてきたので、私はいつものように余裕げに笑って、言い放った。
『…なんだ。ただの書記長さんか。』←
鬱「ぶふっ！！」
グ「書、書記長か…まさにトン氏にぴったりだな！！アハハハ！」
ト「っ！誰がソヴィエトや！シベリア送りにすんぞ！！」←
気に入ってるじゃん。←
トントンは猫を被っていたようだが、今まさに、思いっきり素が出ている。
前世でずっと言われていた書記長の名を呼べば、少しだけ空気が緩和された。
…そんなお腹抱えてまで笑うこと？グルッペンと大先生←
数人を除いては、だが。
コ「…」
ゾ「…」
再び静まり返る場にため息を吐きそうになってしまいそうになったが、飲み込んだ。
そんな空気にも臆することなく、ショッピは私の手を引いて彼らがいるところに連れて行く。
…ん？この後輩はこんなに積極的だったっけ？←
流石にこの空気のままいたくはないので、話題転換に取り掛かる。
私がここに来させられた理由。
『んで後輩くん。』
ショ「なんすか？」
『どうして私はここにいるのかな？』
ショ「あー…」
場の空気には気づかないふりをして、連れてこられた理由を尋ねた。
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ＳＡＫＵＲＡ(プロフ) - クロさん» ありがとうございます！これからも精進していきますので、宜しくお願いします！！ (2019年9月1日 15時) (
レス) id: 5913c38cb0 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - この小説面白くてとても好きです!更新頑張ってください! (2019年8月24日 0時) (レス) id: 742d7b4b1c (このIDを非表示/違反報告)
ＳＡＫＵＲＡ(プロフ) - 東雲さん» コメントありがとうございます！ そういったコメントは励みになるのでとてもうれしいです！ これからもよろしくお願いします！ (2019年8月16日 22時) (レス) id: 5913c38cb0 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - 前作の完璧と欠落から読んでいるのですが、繊細に書かれた文章がとても好きです。これからも楽しみにしています。 (2019年8月12日 1時) (レス) id: 8215f90de7 (このIDを非表示/違反報告)
ＳＡＫＵＲＡ(プロフ) - 歌い手総推し！さん» ありがとうございます！返信遅れて申し訳ありません！ (2019年7月27日 21時) (レス) id: 5913c38cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＳＡＫＵＲＡ | 作成日時：2019年4月14日 10時
