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紫side
今日は淳太と流星の家へ帰ってきた。流星をめっちゃ心配してる神シゲも舞台中の照史も撮影中ののんすけも誰も仕事で流星のそばに行けなかった。
朝は神シゲが一緒に食べてくれて薬も飲んだみたいやったし、昼は神ちゃんの作ったお弁当食べて薬も飲むように電話で確認した。
今の流星は時間の感覚が曖昧やからこうしてやってるんやけど、今日は夕飯の時に誰もおれんことになって、みんなで相談して仕事巻いて俺らで慌てて帰ってきたんや。
「ただいまー、流星」
「流星？」
「……」
珍しくテレビがついてる。音がやかましいって最近はまったくつけてなかったのに、バラエティー番組をやっているテレビの前でペタンと座り込んで俯いている流星がおった。
「流星、どうした？」
「ごめんな？遅なったな。すぐご飯にするからな」
「流星…？」
「どうしたん？」
「……っひっく」
「え！？泣いてる！？」
慌てて顔を覗き込むと目を真っ赤にして泣いてる流星。淳太と一緒にソファーに座らせて背中を撫でてやる。しばらくそうしてると泣き止んで俺の服の袖をギューッと握ってる。
「どうした？」
「……ひ、さしぶりにっ…てれび、つけてんっ」
「なんで？」
「天気予報みたくて……っ」
「せやったんや」
「そしたらなっ……こどもがな、死んでもうたって……ニュースで…っ」
「おん？」
「虐待されて……死んでもうたんやって……それみて、わかってるんやけど…わかってるけど……俺のせいで死んじゃったって……思ってもうて……」
「あぁ…」
「俺は関係ないってわかってるのにっ……くるしくてっ……ふえぇっ」
「大丈夫大丈夫。辛いの見たな。流星のせいやないんやで」
「せやで。辛いのに1人にしてごめんな」
「はまちゃんっ……じゅんたぁっ……」
号泣しながら俺らに抱きついてくる流星。それを抱きしめながら、淳太と顔を見合わせた。
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ナツメ(プロフ) - mayuさん» コメントありがとうございます。大変嬉しいです^_^私も青さんが療養してるところは自分で書いておいてめちゃくちゃ性癖です笑 他の作品も頑張りますのでまたよろしくお願いします。 (2018年11月15日 8時) (
レス) id: 67a69ff4bd (このIDを非表示/違反報告)
mayu(プロフ) - いつも楽しく読んでいます。完結おめでとうございます。ナツメさんの作品は一つ一つが丁寧に描かれていてなおかつ更新も早くお話の展開もとても面白くて、まさに私の好きな病系そのものです。今回の流星君の話も弱っているシーンはドンピシャでした。新作も楽しみです！ (2018年11月14日 22時) (レス) id: f93234e159 (このIDを非表示/違反報告)
ナツメ(プロフ) - しらたまさん» 読んでくださってありがとうございます！励みになります。今後ともよろしくお願いします！ (2018年11月6日 17時) (レス) id: 67a69ff4bd (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - これからの展開がとっても気になります！！更新頑張ってください応援してます(*'▽') (2018年10月30日 13時) (レス) id: 04ec2ee818 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツメ
| 作成日時：2018年10月22日 13時
