第15話…11回目 驚く�� ページ45
「っはぁ…はぁ……」
横にある時計を見たら、朝の8時を指していて。
「夢見、わっる…」
ケータイを開くと、日付は4月になっていた。
「4月…また戻ったの？」
最後、一体何が起こったんだろう。
Aの体が突然飛んで…
歩道なのに、車が突っ込んできてて…
ぐっちゃぐちゃになったAのポケットから、紙切れが出てきて…
「“カルマ君を取らないで”…確かそんな事が書かれてたはず」
Aは約束したって言ってた。
約束したから、俺と仲良くならないように振舞ってたって。
でも誰と約束したのか言えないと。
それも、約束したから。
「そもそも何で、Aは6月に死んだんだ…？」
1ヶ月も早いAの死。
不慮の事故？いいや、あれは事故なんかじゃない。
車が歩道に突っ込んでくるなんて、普通はありえない。
「って言っても、運転手が飲酒してたり薬やってたなら別だけど…」
でもだからと言って、ピンポイントで歩道にいるAだけを轢くだろうか？
Aの周りにもたくさんの人が歩いていたし、俺もその内の1人だ。
なのに、車に轢かれたのはAだけ。明らかに狙われた殺人だ。
「何か超人的なものが作用したとしか考えられないよね…もしくは、作用せざるを得なかったことがあったとか…」
作用せざるを得ないようなこと…
考えつくのは、Aの言っていた“約束”くらいだろうか。
俺を嫌うような態度を取る約束で、誰と約束したのかも言えない約束。
おそらく、その約束の内容も言ってはいけない約束をAはしていたのだろう。
しかし、Aは内容を言ってしまった。
自分の嫌な予感を信じて、俺に話してくれた。
本当は俺のこと嫌ってたわけじゃないと。
「約束の存在を俺に知らせてすぐ、Aは車に轢かれた…絶対何か関係があるはず」
まずは誰と約束したのかを突き止めよう。
そうしたら、Aを救える手立てが何か分かるかもしれない。
第15話…11回目 驚く�□�←第14話…10回目 話す��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 218人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やま - わからないけどおもしろい (2016年2月12日 0時) (
レス) id: dd990da2c3 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃん - なんかこの回はカゲロウでいすみたいですね！ずーっと回り続けているところとかが！！おもしろいです！これからも頑張ってください！！！ (2015年6月25日 18時) (レス) id: 783b5a0418 (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - 凄いですね！私が、かるま君なら自分が死ぬひ、終業式に行かず、屋上で待ち伏せしますね。(笑 (2015年3月29日 5時) (携帯から) (レス) id: 22660df1a6 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ帽子(プロフ) - 春猫さん» コメントありがとうございます！例え略奪になってしまってもカルマ君の隣に居たくなりますよね！ほんとイケメンすぎるよ、カルマ君(( (2015年3月19日 23時) (レス) id: bf3996ce91 (このIDを非表示/違反報告)
春猫 - カルマくんを取らないで？(´・ω・`)?とるに決まってんじゃん(笑) (2015年3月19日 21時) (レス) id: 3b3ed60914 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふわふわ帽子 | 作成日時：2015年3月3日 22時
