24時間テレビーNEWSー

手越side ページ21

シゲside少なくてすみません！見たかったら言ってください！

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みんなに、また迷惑かけちゃったかな。


倒れたらもっと迷惑だったろうけど、目眩くらいで座らせてもらうなんて甘えすぎたのかも。


番組の最後まで待つ間の待機場所の席でちょっとへこんでいるとまっすーが俺の顔を覗き込んでいた。


増「手越、しんどいの？」


そうだけど違う。。どうしたらいいんだろう。少し困った。


手「いやぁ、甘え過ぎたかなぁって」


増「具合悪いのに甘えないでどうすんだよ」


まっすーは俺がちょっと悩んでたことを笑い飛ばした。心がすっと軽くなる。


手「そう、だよね」


俺も少し笑ってみる。と、いきなり気持ち悪くなり、すごく強い吐き気が俺を襲った。


手「……っ！」


増「手越！？真っ青だよお前、どうしたの？」


まっすーは心配そうに俺に手を伸ばす。


気持ち悪い。たったそれだけなのに口から言葉が出てこない。


吐く。どうしよう。駄目だ、生放送なのに吐くなんて。気持ち悪い。どうしよう。そんな思いが頭を駆け巡った。


手「吐く…」


やっと絞り出した声は頼りなくてでもまっすーにはしっかりと届いていた。


増「…まじか！ちょっと待てよここで吐くなよ、立てるか？」


手「…ちょっと…きついかも…」


増「じゃあ乗って、背中。おんぶする」


そのまま倒れるように乗ったまっすーの背中は頼もしくて安心した。


誰にも何も言わずにおんぶされてスタジオを飛び出したから共演者の方は目を見開いて俺たちを見ていた。


まっすーはものすごいスピードでさっきと同じトイレに入って俺を座らせた。


増「ごめんな我慢させて。いいよ、吐いちゃっても」


吐きたくない。そう思ったのに口を押さえていた手を離した瞬間に吐いてしまった。


手「…おえっ！うぇっ…げほっおぇっうぇっ…」


少し吐いて、それからは何も出てこなくなった。


気持ち悪いのに。吐きたいのに。願わずとも涙がポロポロ溢れた。


増「もう吐けないか…何も食べてないもんな。大丈夫だよ、しんどいな…」


まっすーは俺の頭を撫でた。


手「ごめん、もう戻れる」


涙をふいて立ち上がった。ふらふらする。


増「…うん」


何故かまっすーが泣きそうな顔になってまた背中を支えてくれた。


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相変わらず切り悪いですね、すみません！

なんか迷走中なのもすみません！

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