○加藤side○ ページ37
このお話の時期は24時間テレビがある頃だと思ってください！
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生放送の収録中は、手越とはちよっと席が離れてたんだけどまっすーが何度も手越に大丈夫か、と聞いてるのがわかった。
その度に、手越が険しい顔で頷いているのも、わかった。
最後の一言で咳き込んだのも、気合い入ってたからなんかじゃないってことくらいわかったけど、上手く誤魔化せたんじゃないかな。
本当、ヒヤヒヤさせられた。心配で仕方なくてずっとドキドキしてた。
そんな手越も終わった瞬間に一気に力が抜けたのか激しく咳き込み出して、また上手く呼吸が出来なくなったみたいだった。
俺らは共演者さん達に挨拶をして、まっすーは手越を背負ってすごい勢いで楽屋に向かった。
それはもう速くて、俺にはとてもついていけなかった。
それでもなんとかまっすーを見失わず後をついて走って楽屋につくと、手越はぐったりとまっすーの背中で咳と呼吸を繰り返していた。
増「手越、おろすぞ。苦しかったな。今楽にしてやるからな」
手「ゲホッゲッホッゲホッ…はぁっはぁっはぁはぁっはぁはぁ」
まっすーはそう言うと、どこから持って来たのか袋を手越の口に当てた。
増「手越落ち着いて、俺の真似して。すー…はー…すー…はー…」
手「ゲホッ…はぁっ…すっ…はぁっ…すーっ…はー…すー…はー…」
手越はまっすーをじぃっと見つめながらだんだん落ち着いていった。
増「落ち着いた？しんどかったのによくずっと出てたな。偉かったよ。それで今日さ、俺らから提案なんだけど」
手「…ん…な、に？」
増「今日、みんなで小山の家泊まろう」
手「…え？」
まっすーは有無を言わせない調子で続けた。
増「だってまたしんどくなったら辛いだろ？俺らも手越が1人で辛くなってるのは辛い」
手「でも…めー…わく、じゃ、ない？」
小「家なら全然気にしないで！俺も手越とかメンバーなら大歓迎。手越を1人にしておくほうがやだし」
手「そ…か…しげ…は？」
こんなときでも、手越はちゃんとみんなの意見を一応聞こうとする。まぁ結局は最初に自分が決めたことを突き通すけどね、手越は。
加「俺も全然大丈夫。そもそもメンバーが体調悪くて迷惑なんて思わないよ」
なるべくいつもより優しく言うと手越は安心したのかぐったりソファに顔を埋めながら言った。
手「ご…めん…おれ…ひと…り、やだっ…から、け…ちゃんち、いくっ」
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ふわり(プロフ) - みるふぃ〜ゆ苺さん» 本当にありがとうございます！はい、頑張りましょう♪ (2017年4月1日 22時) (
レス) id: c582c8dc51 (このIDを非表示/違反報告)
みるふぃ〜ゆ苺(プロフ) - ふわりさん» 大好きですよ！この作品！こっちも見ていただけているなんて、とっても嬉しいです！お互い頑張りましょう！ (2017年3月31日 23時) (レス) id: 00be13f8e0 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - みるふぃ〜ゆ苺さん» わー本当だ！逆に指摘していただいてありがとうございます！修正します。好きな作品と言っていただけて嬉しいです！すごくやる気出ました笑ここで言うことじゃないと思いますが、いつも作品読ませていただいているので余計に嬉しいです！本当にありがとうございました！ (2017年3月31日 22時) (レス) id: c582c8dc51 (このIDを非表示/違反報告)
みるふぃ〜ゆ苺(プロフ) - あぁーおしい！！話さなかった:離さなかったですよね？漢字違います！好きな作品なので、ついつい漢字は完璧であって欲しくて！図々しい事言ってすいません！ (2017年3月31日 18時) (レス) id: 00be13f8e0 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - Mahoさん» いきなりすみません！今更なんですけどいつも作品読ませていただいてます！涙腺が崩壊するんですよねー、Mahoさんの作品。本当今更ですみません、お互い頑張りましょう！ (2017年3月27日 10時) (レス) id: c582c8dc51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわり | 作成日時：2017年3月14日 16時
