栓 iwdt ページ10
クールだと印象付けて貰っているのは有難いけれどそれはタレントとしてパッケージされた自分の姿であって、感情が表に出にくいだけで思っていることは沢山ある。
だけどそれを全て吐き出してしまう様な幼稚なことはしたくないし、何とか今までも理性的な処理に努めてきた。
けれどもうそろそろ一度発散しておきたいところまで溜め込んでいて、時間のある日を狙ってリフレッシュに贅沢な夜を満喫しようと予定を立てる。
しかしタイミング悪く、そのルーティンを行うより先に容量の限界が訪れた。
iw「ちょっと待ってよ、どうしたの」
肩を押さえつけるように冷たいフローリングへと組み敷いた岩本を見下ろす。
いくらこちらが体重を掛けてのしかかっていると言ってもその気になれば簡単に振り解けるくせに、されるがままでそれをしようとしない所に苛立ちがつのった。
dt「どう？これまで照が見下ろしてきた女性側の眺めは」
iw「は？どういうこと舘さ、」
dt「涼太って呼ばなきゃ駄目じゃん。そういうことする時、自分は照くんとか呼ばせてるんでしょ？」
iw「落ち着けって、何の話してんだよ」
先程仕事を終えると自宅ではなくそのまま数日ぶりとなる宮舘の家へと帰って来て楽しそうに今日の話を始めた相手は、その中で容易く地雷を踏み抜いていた事になんて気付いていないだろう。
ぽん、と、宮舘が我慢していたものを塞き止める栓が外され、溜め込んでいた言葉が、突然の状況に焦る相手の胸へと流れ落ちてゆく。
dt「それはこっちの台詞。…最近美術スタッフと距離近いよね。そんな可愛らしい絆創膏まで巻いて貰っちゃってさ。どうしてそんな話聞かされなきゃなんないの？…ずっと我慢してたけどもう限界。女の子が良いなら俺のこと突き飛ばして勝手に何処へでも行けばいいよ」
iw「待てって」
dt「触らないで。そんなものつけた手で触れられたくない」
岩本が親切で頼り甲斐のある人間だというのは恋人の自分としても誇らしいが、近頃やたら親しげに話す女性が居ることが気になっていた。不安や嫉妬はどろどろと心を底から順番に汚く染めてゆき、今はもう真っ黒だと言うのに。
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影片りな(プロフ) - こんばんは。リクエスト失礼します。dtfkで裏をお願いしたいです。 (2020年10月15日 23時) (
レス) id: 537ffb3acd (このIDを非表示/違反報告)
くら。(プロフ) - こんにちは、リクエスト失礼します。nbfkでドSなnbさんと可愛いfkさんの激裏が見てみたいです！！ドSなnbさんでお願いします（笑）！！！ご検討よろしくお願いします！！ (2020年10月15日 7時) (レス) id: 25f13a69dc (このIDを非表示/違反報告)
penguin(プロフ) - コメント失礼します。rummで激裏見てみたいです！よろしくお願いします。 (2020年10月15日 5時) (レス) id: a1359f265d (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 続編おめでとうございます！このお話し大好きです！これからも応援しています、！ (2020年10月14日 19時) (レス) id: 2cdc36b657 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつ | 作成日時：2020年10月14日 7時
