なにそれ?おいしいの? ページ32
貴「んで……何で昼休みに図書館集合なんですか」
ノートを抱えて列に並ぶ
列に並んでいる全員が自転車競技部部員であるため、とてつもなく長い
真「ガクガクしてるけど大丈夫？」
貴「ま、まあまあ」
順番が来ると、箱学レギュラー陣が椅子に座って待ち構えていた
東「ふふぅ、よく来たな」
貴「授業ノート全部持ってこさせて何ですか?」
真波くんも私の横に立つ
新「ああ。二週間後に定期テストがあるってこと知ってるかい?」
貴･真「定期……テスト?」
なにそれ?おいしいの?
荒「おいしくねェよ」
荒北さんが私の胸の内を当てた事は置いておくとして
貴「実家に帰らせていただきます」
真「ちょっと用事を思い出したので帰らせていただきます」
真波くんと一緒に逃亡を謀ろうとしたが、荒北さんに首根っこを掴まれて二人とも失敗した
貴「テストなんて知りません！滅びればいいんです！」
東「それじゃあ持ってきたノートを見せたまえ」
貴「スルー!?」
渋々東堂さんにノートを見せると、東堂さんの手がワナワナと震えだした
同じく真波くんのノートを開いた新開さんも震え出す
東「おいフク！見ろよこれ！」
新「寿一!見ろよこれ!」
貴･真「？」
福「む……!?」
荒「うっわ!?」
え、ノートに何か問題が……
東「おい、オマエら……真面目に授業を受けろ!!」
真「えー？」
貴「聞いてますよ？」
東「嘘を付くな!!じゃあ何だ!!この明らかに途中書きのノート、そしてこの落書き!!」
貴･真「大丈夫ですよ、委員長に見して貰いますから」
荒「おい、泉田ァ!Aちゃんに何か言ってやれ!!オマエの言うことなら聞くだろ」
泉「はい。Aさん、例え勉強ができなくても一緒にやれば分かるだろうから、分からなかったら教えるから何でも聞いてくれ」
貴「泉田さん……!!頑張ります！」
泉田さん流石!!私の尊敬する人……!!
荒「チッ……これだから泉田教は……」
新「さて、Aちゃんの件は解決したとして、真波。オマエはどうする？」
真「あー、大丈夫です。いざとなったらコレがあるんで」
真波くんがポケットから鉛筆を出した
新「コロコロ鉛筆……」
東「ならん！それはならんよ真波!!」
荒「やれやれ、コイツらテスト大丈夫かね？」
福「荒北、オマエも人の事を言えないぞ」
荒「わ、わぁってるヨ……」
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春歌 - 続きがすごく楽しみです♪ (2017年12月13日 22時) (
レス) id: b5a85efb84 (このIDを非表示/違反報告)
風璃(プロフ) - みゆさん» コメントありがとうございます！更新は遅めですが、頑張ります！ (2014年9月3日 8時) (レス) id: f1ff507525 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 更新楽しみに待ってるので、頑張って下さい！！ (2014年8月30日 13時) (レス) id: 8f55315e9b (このIDを非表示/違反報告)
風璃(プロフ) - モアイさん» モアイさんコメントありがとうございます！更新頑張ります (2014年8月19日 18時) (レス) id: f1ff507525 (このIDを非表示/違反報告)
モアイ(プロフ) - あ・・荒北先輩がイケメンです!!更新楽しみにまってます(^ ^)頑張ってください！ (2014年8月16日 10時) (レス) id: 2f3aa69f3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おふう | 作成日時：2014年7月8日 23時
