女子自転車競技部に入れなかった私はしぶしぶ男子自転車競技部の入部を決意しました。

部誌 ページ19

レースから一夜明けて次の日

教室に遅刻ギリギリで着く
昨日の疲れが取れずに爆睡してしまったのだ

貴「セーフ!!」

宮「遅いわよ。今度はもうちょっと余裕を持って登校するのよ」

貴「はーい。……あれ?真波くんは?」

宮「遅刻よ遅刻!まったく……これじゃあ進級できないかもしれないじゃない……」

登校して早々、委員長がご立腹の用です
僕は自分の席に着くと鞄の中から部活日誌を開いた

部誌はマネージャーが付けるらしい
去年までいたマネージャーが引退してからは部員でローテーションして書いていたらしい
字が違う

どうして部誌を見ているのかというと、部員の健康状態とか諸々大切だって美月ちゃんにも言われたしねー

勉強?やってもわかんないからやらない
テストなんて一夜漬けで充分よ

新しく買ったノートにレギュラーの人達や他の先輩のデータを写す

ヤッバイ、楽しい

カバンからパワーバーを出して口に含む
美味しい……

あ、でもパワーバー食べてるだけじゃお腹すくな……
後で購買でパンでも買おう

一限目の授業は数学だったが、先生に当てられることなく終わった
ノートに書いてるのが数学のやつだとでも思ったのだろう

それはそれでラッキーだ

勉強は……委員長の見せてもらうからなんとかなるよ!!

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