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ブーゲンビリア ページ18

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『…やっぱり私、テヒョンが好きだよ。

その気持ちはずっと変わらないと思う』





「、うん」


『本当に、ごめん。

不安にさせてるのは私なのに
酷い事言った。』




「…違うよ、俺もごめん」


『好きだから…!もう不安にさせないから』

「っ、」





『テヒョンのそばにいたい』





テヒョンの頬に手をあてて

優しく、それでいて強引に口付けた。






何が起きたの、って顔してるテヒョンの肩に
顔を埋めて抱きしめる。








「、A、?顔見せてよ」


『、やだ』




「Aだけ言いたいこと言って終わりなの?



自分だけ言い逃げなんてずるい

俺もまだ伝えたい事いっぱいあるのに」





『…待って』


「待たない」







涙を拭う間もなく


両肩を持って引き剥がされると同時にテヒョンの顔が見えたと思えば、視界がテヒョンで埋まった。









ちゅ、といやらしい水音が部屋に響いて
身体が火照るように熱くなる。









「…辛い思いさせてごめん。

でも、どうしようもないくらいAが好きなの」







「信じてるのに勝手に不安になってた。



A以外見えなくなってて
それは今だってそうだけど、


Aには誰よりも幸せでいて欲しい。」





「俺が幸せにする。


これからも俺の隣で、笑ってて欲しい」







くしゃ、と顔を歪ませて彼の頬を伝う涙。




前髪で半分隠れてる綺麗な三白眼は
確かに私だけを映してる。









『…テヒョンの隣じゃないと、やだ』



「へへ、うん。そっか」



『テヒョンになら何されてもいいよ』






「…ねえ、ほんとに今日帰せなくなっちゃうよ?」





『…帰さないで』





ぐい、と身体を引かれて
お互いの心臓の音が聞こえる程に近い距離。







「もう後悔しても離さないから」









彼を下から見上げれば私の額にキスを落として

嬉しそうにはにかんだ。









「愛してる、A」

僕の恋人さん→←答え



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設定タグ:BTS , テヒョン , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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ぼらとっき。 - 完結おめでとうございます〜!!作者様の作品はいつも楽しく読ませていただいています!番外編楽しみに待ってます♪ (2021年1月25日 20時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/huumi0000/  
作成日時:2021年1月14日 8時

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