【TH】僕の恋人さん (ページ17)

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答えページ17

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"今度時間空いてる日会ったら話したい"

テヒョンにそうカトクを送れば

丁度休憩中だったのか、数十秒後に

"今日の夜俺の家で待ってて"

と返ってきた。

仕事が終わり、私服に着替えて合鍵を手に取る。

まだ誰もいないテヒョンの家に入って

2人分の夜ご飯とお風呂を準備した。

…まだテヒョンが帰ってくるには少し時間があるし
先にお風呂入っちゃおう。

ぶつぶう考えながらあーだこーだしていると

数時間後、玄関のドアノブがガチャン、と響いた。

…あれ、いつもより1時間はやい。

珍しく早めの帰宅に少し驚く。

玄関まで行けば

｢ただいま、A｣

へにゃりと頬を崩したテヒョン。

『おかえりテヒョン、はやかったね』

｢撮影はやめに切り上げて帰って来ちゃった｣

先に夜ご飯食べると思い、
お皿のラップを剥がそうとすると

思いがけず、その手を握って止められた。

｢…話、先に聞かせて欲しい｣

『わ、わかった』

真剣な顔をしたテヒョン。

腕を引かれてソファに座らされると
少し間を空けて隣にテヒョンが腰掛ける。

『…待たせてごめんね』

｢ううん、Aの事ならいくらでも待てるよ｣

優しく微笑むけど
その瞳の奥は少し不安そうに揺れていた