初恋の味？ ページ24
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ぴ。スマホを閉じれば、
さっきまで静かにしていたヒョン達が騒ぎ出す。
｢あ〜！こっちまでドキドキする！｣
地面に膝をついて心臓を抑えるジニヒョンと、
｢テヒョンアのそんな顔初めて見たよ｣
とバシバシ背中を叩いてくるジミナ。
｢そんな顔？｣
｢なんか……すっごい甘い｣
｢ジニヒョン、大丈夫ですか？｣
｢大丈夫じゃないわ…！どう見ても！！｣
まあ、そんなことよりも。
"電話ありがとう"の言葉と何か動物のスタンプを送ってきたAに
"またしてね"と送った。
電話越しに聞こえたAの声は驚いたと思えばなんだか嬉しそうで。
忙しい子だなと思いながらスマホ画面を眺めて
溢れてくる笑みに口を抑えた。
あの日、ジョングギから言われた。
｢ヒョンは、その子が好きなんだよ｣
そんな言葉はおれの中にあったもやもやがすとん、と心の中に落ちて
今までろくな恋愛して来なかったし、
これからもするつもりもさらさら無かった。
どんなに綺麗な女性も全員同じに見えて、
俺に寄ってたかり好きだと言う女性に
適当に縦に首を振って、何の面白みもなく、
ただ抱いて、
何も考えずに生きてきた。
…なのに、あの子は何なんだろう。
いつも通り仕事に向かおうと家を出た時に突然現れた隣人。
そう、ただの隣人さん。
確かに誰よりも綺麗だと思った。
彼女と言葉を交わすまで、ほんとそれだけだった。
…のに、なぁ。
ぼーっとしてる時も、
車に乗って外を眺めてる時も、
寝る前ベッドに横になった時も
Aが頭をよぎって。
…ほんとに、振り回されてる。
世界的なアイドルでも、ただ1人の女性に手のひらの上で転がされてる。
でも、それも悪くない。
欲しい。ただそう思った。
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てこ(プロフ) - ふるはさん» わわ！ありがとうございます！！(;_;)最後まで楽しんで頂けたら幸いです！ (2021年1月14日 10時) (
レス) id: 2cb880cbb0 (このIDを非表示/違反報告)
ふるは(プロフ) - 初めまして。ハラハラドキドキしながら読ませて頂いてます。テテさんと今後どうなるのか楽しみでありながらグクさんとの今後も気になります。 (2021年1月9日 22時) (レス) id: 02dfd44ebf (このIDを非表示/違反報告)
てこ(プロフ) - kannaさん» こちらこそ嬉しいコメントありがとうございます！ｆ^^*)キュンキュンして頂けるよう頑張りますね(^^♪ (2021年1月5日 16時) (レス) id: 2cb880cbb0 (このIDを非表示/違反報告)
kanna - いつも楽しみにしてます( ´ ▽ ` )楽しい一時を作って下さってありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2021年1月5日 11時) (レス) id: c6dd1df907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てこ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/huumi0000/
作成日時：2021年1月2日 22時
