【JK】ひと夏の泡沫

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数回キスを落として、抱きしめられる。

ぷちん、と後ろで外された下着のホック。
慣れた手付きで服の下を弄ばれる。





「今日敏感だね」

『そう、？』

「こういうの久しぶり？」

『…まあ』





3ヶ月前、ジョングクとしたのが最後。

彼氏もいないしセ フレとかもいないし。
周りの大学生みたいに遊びまくるようなタイプでもない。

自分で言うのもあれだけど、割と誠実な方だと思う。

じゃあ今してるの何だよと言われてしまえば何も言い返せないけど。





「だってもう濡れてる」






まだ上しか触ってないよ？なんて耳元で囁かれて
欲に忠実な身体に恥ずかしくなる。

最初はあんなに不器用で何をするにも顔を赤くしてたのに、今となっては私の方が弄ばれてる。

慣れってすごいなと思うと同時にジョングクの初々しさが消えたのが少し寂しい。



体勢を変えて、膨らんで苦しそうなジョングクの下に触れた。





「、まって、もういい」





暫くしてから上から余裕のない声が聞こえて顔を離される。

小さく息を整えた彼を見上げれば、そのまま押し倒されて腰をぐい、と引かれた。




昼の午後3時。

部屋の電気はついてないのにカーテンの向こうが眩しいくらいに明るいから何もかも隠しようがない。

普通の社会人はこの時間働いてるというのに、いけない事してる背徳感に襲われる。





「余計なこと考えないで」




頬をむぎゅ、と掴まれてジョングクの方に顔を向けられた。そんなに私ぼーっとしてた？


何故かムスッとしてるジョングクに何？と首を傾げると「なんでもない」と強引にキスを落とされた。

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