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それを何とか僕たちメンバーが1年かけて説得して
テヒョンは防弾少年団に戻ってくることになった。

まあ、半分くらい僕とジニヒョンのおかげ。



テヒョンが1年間何をしていたのか、詳しいことはほぼ何も聞いてない。



申し訳なさそうに眉を下げてへらりと笑ってる
そんな顔してふらっと帰ってくるんだから
いやなこと言えないんだけどさ。



メンバーは皆泣きながら、帰ってきたテヒョンの方へと走っていった。特にジョングク、泣きすぎて顔凄いことになってるじゃん。






「おかえりテヒョン」

「…ジミン」

「あと、おめでとうだね」




軽くハグすると、テヒョンは照れくさそうに少し顔を俯かせてありがとう、と微笑んだ。




「ヒョン!結婚式のウェディングケーキは大きめでお願いしますね」

「そこ?」

「やー!ブーケトスは僕の方投げてね
君たちを引っつけたのは僕といっても過言じゃないからさ」

「流石に過言ですよヒョン」




ホビヒョンとシュガヒョンの突っ込みが入り、皆一息ついたところでぞろぞろ中へ戻る。




その場に残った僕とテヒョン。くるっと身体の向きを変えて皆の後ろを追いかけようとすると「ジミン」とテヒョンに引き止められた。




「なに?」

「…ジミン、あの本当に」

「ちょっと、何言うつもり?」




眉尻を下げて、何か言いたげに。




「幸せになってよ?テヒョンの泣き顔拝むのもう懲り懲りだから」

「…」

「ほら行くよ!皆待ってる」




手を引いて、騒がしいヒョンたちの方へ走る。


テヒョンが言うことじゃないんだよ。
謝るのは僕の方。





「何してんの君たち、はやくこっち!」

「ロウソク溶けちゃうじゃんか」





二人が幸せなら、僕は何よりも嬉しいんだ。
これからもずっと、親友だよ。

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設定タグ:防弾少年団 , BTS , テヒョン
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- 月が綺麗ですね。白目剥きました。チェゴ (2022年5月16日 12時) (レス) @page49 id: 79678d8172 (このIDを非表示/違反報告)
おけ(プロフ) - このお話好きすぎて寝ないで一気に読みました‼︎他のお話やおまけもぜひ読みたいです‼︎ (2022年2月13日 4時) (レス) @page50 id: a8986157d1 (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - とっても素敵なお話で一気に読み切ってしまいました。。この作品と作者さんのファンになりました(//Ü//)Twitterフォローさせていただきました、おまけもぜひ読ませていただきたいです! (2021年6月28日 18時) (レス) id: e9098fc564 (このIDを非表示/違反報告)
りなぴ(プロフ) - てこさんの描くテヒョンさんが本当に大好きです、とても素敵なお話でした!おまけも楽しみにしております!! (2021年6月22日 8時) (レス) id: 16fceb5abc (このIDを非表示/違反報告)
てこ(プロフ) - hanalieさん» コメントありがとうございます(^^)いくつかお話載せる予定なのでいつでも見に来て下さい♪ (2021年6月21日 0時) (レス) id: 2cb880cbb0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/huumi0000/  
作成日時:2021年4月6日 0時

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