【TH】恋すること勿れ2

桃色に染めて ページ2

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『…ジミン君酔いすぎだってば、！』

「…違う、本気だよ」






私の腕をくい、と引っ張るジミン君。

彼に纏う空気がどこか悲しそうで。
まだこの状況をうまく理解出来てなくて頭が混乱してる。








「ずっと前から好き」







……は、。嘘でしょ、。

胸がきゅ、と締め付けられるように傷んだ。






何て言えば正解？

人見知りで引っ込み思案で
コミュ力がないツケが今回ってきてしまった。






『…え、とっ』





アルコールが変に回ってるせいか泣きそうになる。





「ごめんね、困らせちゃった」





透き通るような白い頬がほんのりと桃色に染まっている。私の頭を撫でたジミン君は、困ったように眉を下げて微笑んだ。









『……ごめん、、気付けなかった、』

「…ううん」

『まだ私も気持ちに整理がついてなくて
…きっとまだテヒョンの事が好きなんだと思う』

「うん、」

『…私はジミン君の優しさに甘えてしまってばっかりだけど、いつも辛い時に傍に居てくれるのはジミン君だから、

…ありがとう』





言葉がぐちゃぐちゃで何言ってるのか自分でもわかんない

ジミン君はうんうんと頷いた





「でもね俺優しくないよ」

『…え』


「今もAちゃんのこと
もっと困らせたいって思ってる｣

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