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次の日、学校に着けば下駄箱で私を待っていたかのように突進してくるジス。






『…いっだ!!!』


「聞いてよ〜〜A〜〜!」


『朝からなに!』







女とは思えない声が出た。

私に抱き着いてうなだれるジスを無視して何とか靴を履き替える。この様子は絶対テヒョン先生のことだろう。









『どうしたの?』


「…先生、普通だった」


『…あー。だから言ったじゃん』


「普通どころかほぼ無理矢理押し返されたんだけど…」


『え、何があったの?』


「いやもう秒速だよ?

入った瞬間挨拶もちゃんとする暇もなく荷物そこ置いて、って言われてありがとう気を付けて帰ってね、って追い出された」






『…はい?』



「もうちょっと仲良くならないとダメか〜…

まあ終始笑顔が最高にイケメンだったからいいんだけどさ!」









なんて結局惚気けてるジス。






『…先生から何も言われなかった?』


「何って?ほぼ会話無しですけど?」





つまり、私が言われたようなことは聞いてないってこと、か。

落ち込むジスを見たくなかったから良かったけど、、なんで私だけ?







.____









放課後、面接の時間5分前に国語準備室の前で待機していると

準備室のドアが開いてテヒョン先生が出てきた。








「何してるの?入りなよ」


『…いや、まだ5分早いんで』


「5分俺と話してればいいじゃん」







それが嫌だからここに居るんですけど?

そんな言葉を飲み込んで先生に部屋の中へ連れ込まれる。







いつもの大きな椅子に座った先生を横目に
向かいの椅子に腰を下ろした。


何を考えているのか、頬杖をついて私をじっと見つめて微笑む先生の視線が痛くて

思いっきり目を逸らした。








『先生、ジスに何も言わなかったんですか?』


「なにが?」


『噂のこと』


「え?…ああ、ジスって昨日の子か」

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設定タグ:防弾少年団 , BTS , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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あみ - 更新頑張ってください!いつまでも待ってます (2021年7月19日 1時) (レス) id: b5b319fcf8 (このIDを非表示/違反報告)
みあも(プロフ) - めちゃくちゃ先が気になります!続き楽しみに待ってます(^^) (2021年6月14日 0時) (レス) id: 2123f5cbc8 (このIDを非表示/違反報告)
umi(プロフ) - 今一番楽しみにしているお話がこれです!!! (2021年6月1日 6時) (レス) id: 301fe77181 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!!! (2021年5月7日 23時) (レス) id: b7e0ecb7e8 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 更新ファイトです! (2021年5月4日 16時) (レス) id: b5b319fcf8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/huumi0000/  
作成日時:2021年5月1日 14時

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