【侍ジャパン】巨人の小人【男主】

迷子 ページ3

松井side

松井「A〜、どこいるの〜!」

松井です、現在宿舎の中で迷子になっているAを総動員で捜索中です…。

A「ここにおるで?なんでそんな大声出しとるだ?」

大声でAを捜しているとケロッとした顔で現れたA。

松井「あ、いた!なんでじゃない!どんだけ捜してもAが出てこないからみんなで捜してたんだぞ!?」

A「え、みんなで!?まじかよ…てかなんで俺のこと捜してたん?」

松井「飯だからお前のこと呼びに行ったら部屋にもいないし何処捜してもいないから!」

A「え〜…どうしよう裕樹くん、俺みんなになんて言えばいい!?」

松井「迷子になってましたすみませんって言えばいいんじゃないの?」

A「迷子になってないし!ちょっと宿舎の中探検しとっただけだし!!」

…この誤魔化し様は絶対迷子になってたな…。

どうしようどうしようと頭を抱え込んで悩んでいるA。

松井「はぁ…一緒に謝りに行こ。俺がちょっと事大きくしすぎたってのもあるし。ほら、行くよ!」

A「裕樹くん…!!イケメン抱いてー!!!」

松井「そういうこと言うなっ!!」

そう言いながらも抱き着いてくるAのことを離さない俺は中々こいつに甘いのかもしれない。


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《後日談》

坂本『あいつ泣きながらみんなの前で謝ってましたよ〜』

A『勇人さん笑うならいっそのこと大笑いしてくださいよ!!!イケメンだからってなんでも許されるわけじゃないんですからね!!』

中田『可愛かったやーん、つい写真撮ってもうたわ』

A『中田さん、悪いことは言いません今すぐ消しましょ??ね???』

中田『永久保存版やろこれ!』

A『うぉぉ!!今なら杉谷さんの気持ち分かります!!中田さん処す!!』

中田『ははっ、やれるもんならやってみい!』

松田『若いっていいなぁ!』 青木『元気だなぁあいつら。』

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