喧嘩 2 ページ18
山田side
坂本「あぁぁぁ俺なんであんなこと言ったんやろ…」
山田「自分が悪いって分かってるんなら謝りに行けばええやないですか。」
坂本「そんな簡単に行けるもんやないんやって…はぁ……」
溜め息をつく勇人さん。
どうすればいいか分からず、2人で顔を見合わせて苦笑するしかない。
菊池「まぁでも、Aから謝りに来る事はないと思うなぁ。」
山田「俺もそう思います。勇人さんから謝りに行くしかないんじゃないですか?」
坂本「それは分かってるよ…この件はほぼ俺が悪いし。」
一応自分が悪いという自覚はあるみたいなのだが…
坂本「でも、イライラぶつける感じでAにキレてしもたし、ただの八つ当たりやから合わせる顔ないわ…」
さっきからずっとこの調子なのである。
第三者である俺達が首を突っ込むような問題でも無いし。
それでもこのままだとチームの士気が下がる事間違いなしなのだ。
放っておくわけにもいかない。
どうしたものかと頭を悩ましていると…
A「勇人さん。」
坂本「はいっ!?」
山田「え、A……」
絶対謝りに来ないだろうと思っていたAが立っていた。
小林「色々説得したんだよ、頑張ったんだぞ?」
菊池「お疲れ様です、小林さんと菅野さん。」
小林さんと菅野さんの肩に手を置いて労う菊池さん。
A「あの、さっきはすみませんでした…俺が素直に謝っとけばよかったのに…」
下を向いて話すA。
A「誠司さんと智之さんに言われて気付いて、チーム内で喧嘩とかしとる場合じゃないって。
それに、勇人さんとずっと喧嘩しっぱなしとか嫌だけ…だから…」
Aは今にでも泣きそうな表情をしていた。
坂本「A、俺も悪かった。ほんまにごめんな。せやから泣かんといてや…俺やってAと喧嘩しっぱなしなんか嫌やわ。」
Aを抱き締めながらそういう勇人さん。
さっきまでのヘタレ勇人さんは何処へやら。
泣きながら抱き着くAを撫でながらごめんごめんと言っている。
山田「まぁ、一件落着か…ところで、どうやってAのこと説得したんですか?」
菅野「それは…ねぇ?」
小林「ま、企業秘密ってやつかな笑」
巨人の選手はAの扱いに慣れてるみたいだ。
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更新遅くてごめんなさいorz
リクエストしっかり書きます!
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ミ ツ ル(プロフ) - 私の説明不足により書くことができなかったリクエスト、本当に申し訳ありませんでした。こんな作者でよければ、これからもリクエストしてくださると嬉しいです。よろしくお願い致します。 (2017年7月31日 17時) (レス) id: 8f25241d57 (このIDを非表示/違反報告)
みったく - リクエスト失礼します!中島卓也選手とラブラブ系でおねがいしたいです! (2017年4月11日 1時) (レス) id: 97ec538e85 (このIDを非表示/違反報告)
ミ ツ ル(プロフ) - 茉乃さん» 了解いたしましたー! (2017年4月8日 23時) (レス) id: 8f25241d57 (このIDを非表示/違反報告)
茉乃(プロフ) - リクエスト失礼します!武田翔太選手、宮西尚生選手それぞれのドSなお話をお願いします! (2017年4月8日 23時) (レス) id: 8dc8d05d1e (このIDを非表示/違反報告)
みぽりん(プロフ) - リクエスト聞いていただきありがとうございました!全然満足です!!甘える感じですかね、でもほんとに嬉しいです!これからも更新頑張って下さいの応援してます! (2017年4月3日 0時) (レス) id: 2b572b3b3c (このIDを非表示/違反報告)
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