第17話：助けて 石川side ページ19
あの後、しばらく泣き続けたAだけど………
泣き疲れて寝ちゃったみたい。
今気づいたけど、俺汗だくなんだよね。Aに申し訳ない。
石川「え〜…どうしよ」
とりあえず、Aを抱きかかえて、体育館の隅に連れて行って、俺のジャージをかけて
寝かせておいた。
でも、地べただからな〜、痛いよな〜。
誰か来てくんないかな……助けて…。
その時、体育館のドアをあける重たい音が聞こえた。
柳田「あれ、石川早いじゃん。おはよ。」
石川「マサさん…！！！！」
嬉しさのあまり、俺は勢いよくマサさんに抱き着きに(突進)行った。
柳田「うぉっ…何？なんだ？」
石川「ナイスタイミング！あの、お願いがあるんだけど…」
柳田「お願い？」
石川「うん、あのさ、あそこで寝てるA、部屋に連れてってくれない？」
そういうと、俺があそこと言って指差した方向に顔を向けるマサさん。
柳田「え、なんであんなとこで寝てんの。」
と言われたので、事情を話した。あ、ちゃんとAの過去のことは秘密にして、ね。
柳田「泣き疲れて寝ちゃったわけか。」
石川「うん。だからさ、連れてってほしいんだ。俺が連れて行きたいんだけど、生憎、
今汗でTシャツビショビショだから。Aに悪いと思って。」
柳田「分かった。じゃあ、ちょっと行ってくる。」
石川「うん、ほんとありがと、マサさん！」
柳田「いいよ、別に。あ、そのかわり、あとで練習付き合えよ！」
石川「うん！もちろん！」
そう言って、マサさんはAを抱きかかえて出て行った。
今回の件は、本当にマサさんに感謝だな。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
は〜〜〜〜〜〜石川くんと柳田さんの絡みやっと書けて満足です
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 334人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よもや - 早く続き読みたいです。このお話大好きです (2021年1月10日 15時) (
レス) id: 399359edd6 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 柳田さんと、喋りすぎてほかの人達が嫉妬するみたいなのが見たいです！ お願いします！ (2019年10月16日 23時) (レス) id: 81c2881345 (このIDを非表示/違反報告)
ﾐ ﾂ ﾙ(プロフ) - ふぇみりさん» お久しぶりです!ありがとうございます(*´▽`人)亀更新ですがこれからも頑張ります! (2017年9月17日 21時) (レス) id: 8f25241d57 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇみり(プロフ) - うわぁぁぁっ!!お久しぶりですっ!!これから楽しみにしてます！頑張ってください!! (2017年9月17日 20時) (レス) id: 31a32f62bb (このIDを非表示/違反報告)
ﾐ ﾂ ﾙ(プロフ) - 皆様お久しぶりです。名前もアカウントも変わりましたが、作者の元風魔、現ﾐ ﾂ ﾙです。これからまた更新していきますので、何卒よろしくお願いいたします。応援やご心配、ありがとうございます!作者はバリバリ元気です故、これからも頑張ります! (2017年9月17日 18時) (レス) id: 8f25241d57 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
