君を待っていた【第五人格】

昼食を食べ始めた10分後　傭兵 ページ4

今日はゲームに一日中出ない日なののでゆっくりとした一日を過ごせると心から感謝をした、ふかふかのベッドで寝てるだけの一日でもいいが流石にそれじゃ体はもたない、現にお腹が鳴り響いているのだから。

漁ってみつけた食材でミートソースパスタを作りそれを食すことにした、余っている分は帰ってくる仲間や私と同じように休みの仲間が食べてくれるだろう。自分が食べれる分だけ皿に盛り自分の席に着いてはフォークでパスタを食べ始める、可も不可もない私の味付けだと思いながらしばらく黙々と食べ進めていると、いつのまにか私が作ったパスタを皿に盛って目の前の席に着く傭兵のナワーブがそこに存在した。食べることに夢中になりすぎていたなんとなく気恥ずかしいが、彼はこちらを気にしていない様子、気にしていないならいいかと私はまた食べ進めようとしたら

「これってAが作ったやつか？」

「う、うん、お腹がすいたから」

驚いた食べようとして気が少し抜けていた、変な声は出なかったのを自分でよくやったと内心でほめる、傭兵はそうかと少し嬉しそうな顔でいいガツガツとパスタを食べ進めていく、彼もまた今日は休みであんまり動いてないからお腹はそんなに空いていないだろうと思っていたが、その食いっぷりからみてそうでもないらしい。私よりも後に食べ始めたはずだが私よりも早く食べ終わると

「めっちゃ美味かった！なぁ残ってるやつ全部食べていいか？」

「いいけど・・・全部食べれるの？」

「もちろん食えるって決まってるだろ！」

決まってるものだろうか？そんなことが頭によぎると

「Aが作ったやつは他の奴等に譲りたくねぇからな！」

嘘偽りのない笑顔で言い放った言葉を理解するのに少し時間を要した、私が完全に理解する前に彼の方がすぐに自分の言葉を理解したらしく、じわじわと顔を赤くしながら慌ただしく離れていった後に私は理解できたのであった。顔が少しずつ熱を持ち始めていく



そしてそのあとにパスタをてんこ盛りに盛った皿を持ち、さらにそれを食べながらエマとトレイシーに追いかけられているナワーブの姿を見かけた

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