天邪鬼【稲荷崎】 (ページ13)

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｢おい、あれ稲荷崎やないか？｣

｢ほんまや...？あのパッツン見たことないんやけど...｣

｢は？お前ら知らんの？｣

｢何このおっさん??｣

｢失礼やなぁ、これだから最近の若者は...｣

｢あいつは...宮兄弟より上手いやつやで、ﾆｼｼ｣

｢そして...

めっちゃモテる...｣

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｢貴方が弓削さんですか?!!｣

｢結構イケメン...しゃ、写真1枚いいですか?!!｣

キャッキャッ♡

う...すごい人だかり香水の匂いする...キッツ...

『あ、あんがとーﾆｺｯ

せやけど写真は勘弁しといて～すまんなぁ』

｢あっごめんなさい!!｣と謝るだけど

｢良かったらこれ、バレー部の差し入れです!!｣

と渡してくる、袋の中にはスポドリの粉やタオル、インゼリーなどが入ってる

『うおっ!めっちゃ豪華!!感謝するで〜』

すると、｢私も!!｣｢あたしのも!!｣と、どんどん追加されていく

気づいた頃には両腕めいいっぱいに貰ったものが溢れている

尾｢おーいA〜!!って、どないしたん?!その荷物!!｣

『うぅー助けてーアラン～』

アラン君があたふたと荷物の半分持ってもらいバレー部の集まっている所に運んでもらった

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侑｢うわっすごい荷物!!｣

治｢どないしたん?!これ、まさか...俺たちに秘密で密輸してきたんか？｣

『な訳‪w、貰ったんよさっき、女子から』

銀｢え、ええなぁ女子に囲まれるなんていいことじゃないですか｣

『良くないわ...香水の匂いとか結構きつかったんやで??』

銀｢えぇ、俺には分からないことですわ...｣