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「えっ、稲荷崎なん?!」
『え、そんなに珍しいんすか?』
「いや、珍しいとかやなくて、なんか意外って感じ」
「稲荷崎」...わかってるけどやっぱりここは強豪で一目おかれる感じになる
「てか、いま稲荷崎って、バレー部、東京行ってるんやなかった?」
「そうそう!!今も試合やってるはずやで?」
『部活謹慎くらったんです...部活出来ないからちょっとした自主練っす』
「謹慎」その言葉が引っかかったらしく黙ってこっちを見ない...
「弓削ー!!!お前のチームこっちやぞ〜!!」
『はーい!!』
そんなに嫌がるのは嫌いやないよ...やけどな
...もっと嫌いにさせたい敵も......味方も
コートに入ってこのチームのセッターと話す
S「...じゃ、名前呼ぶから2stテンポできぃ」
『了解っす、
だけど、場合によっては1stテンポでもいいっすか?』
S「??...場合によってやな」
『んじゃあ、そんときレフト呼びますんでお願いしゃす』
S「ん、わかった」
相手は...さっきと違うやつか
「なんやあいつ」
「高3やって」
「は?なんで??」
「自主練したいらしいで?」
「へ〜??」
...ん?おれのことか?ふふっありがたいことやなぁ?
ネット越しの相手に挑発的な笑みを見せる
「「「???」」」
親指を下に向けこういう
『覚悟しとってください、ぶっ叩き倒すんで』
そしたら、「は?」とそっぽ向かれた......シュン...
トボトボと戻ると聞き覚えのある声が聞こえる
?「あははっ!!先輩に会って早々挑発とか挑発大好き魔人かよ!!!www」
『魔人ちゃいます!!って村田先輩??!』
村「よっ、Aほんま久しぶりやなぁ?今喧嘩とかしとらんの?」ニヤニヤ
『し、しとりません!!今は、丸なっとります!!!』
村「自分で言うんかいなwww」
『...先輩こっちのチームなんですか?』
村「おうっ、よろしくな」
『はい、だけど、
注意してくださいね』ニコッ
村「???」
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作者名:眞琴 | 作成日時:2020年7月2日 17時