天邪鬼【稲荷崎】 (ページ11)

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10 IH ページ11

復帰してしばらくするとすぐにIH予選になる

『早いなぁもう、6月かぁ』

理｢そんなことないっすよ??毎日練習あって楽しいですもん｣

そう、理介は笑ってみせる

『お前は可愛ええなぁだんだん練習嫌になってきても知らんからなぁ(笑)』

北｢そんなことしたらどうなるかわかっとるやろ？｣

おれが冗談を言ってたらそれを真に受けたのか北がすごい形相で言ってくる

『冗談よ、冗談(笑)』

北｢はぁ、そんなことよりはよ準備し、バスに乗り込むで｣

『ふぁーい』

理｢わっ、分かりました!!｣

バスに乗り込み、席をどうしようか悩んでいる、

ん、倫太郎の席空いとる...

『倫太郎～席ええか？』

角｢いいですよ、うるさくしないなら｣

そうジ、っと観る

『ふっふ、大丈夫やでー、寝るだけやから(笑)』

角｢それならいいですよ｣

『ありがと〜』

お礼を言い、通路側の席に着く相変わらずこのバスの中は騒がしい

『(うるさいなぁ(笑))』

角名side

隣の人が目を瞑ってるが寝ていないのが分かる

...多分双子とかそれを注意している人達の声で寝れないのだろう

｢Aさん、席、交換しませんか？｣

すると隣の人は片目を開け、｢んむぅ？｣と唸る

『ええの？』

｢ええですよ笑｣

ﾊﾟｱｱｱと顔をキラキラさせる

｢(かわいい)｣

??!"かわいい"??いやいや...そんなことない...よな？

そそくさと席を交換し、通路側に座る

チラッと隣の人を見ればもう寝てる

規律的な寝息は騒がしいバスの中、そこだけ静かに見える

自分が変なのはわかってるだけど...綺麗...そんなふうに思ってしまう

角名はスマホに彼を収めようとしたがやめた、

代わりに双子がバスの中で怒られているのを収めた

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今更気づいたんですけど

理介じゃないですね(汗)

理石平介

でしたね(汗)

ま、まあ、理石の｢理｣と平介の｢介｣を取って｢理介｣なので

弓削くんはそう呼んでるっていう感じにしてください((