紫煙の王様 2

番外編　歌に潜む謎の事件 ページ17

主人公が少しキャラおかしいですww

暖かい目で見守ってくださいm(_ _)m

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？？？side


「皆さん、「一年生になったら」という歌、知っていますか？」

汀は＜吠舞羅＞のbarにてそんなことを言い出した。

「一年生になったら…？」

「確か、こういう歌だよね？

いっちねんせーになったら×２
友達百人出来るかな
百人で食べたいな
富士山の上でおにぎりを
ぱっくん×２
ぱっくんと

だよね？」

十束が意気揚々と歌う。

「それが、どうかしたんか？」

草薙が首を傾げながら訊ねると汀が突然テンションを上げて話す。

「おかしいと思いませんか！？」

「…えーっと、何がや？」

「この歌の内容ですよ！」

と汀はどこからか歌詞が書かれたフリップを出した。

「どこから出したん、それ！？」

「細かいことは気になさらず！とにかく、この歌には事件が隠されてるんですよ！」

「事件…？」

八田達も少し興味が出たのだろう。汀の傍に寄って話を聞いている。十束とアンナはすでに興味津々だ。尊はどうでも良さそうにソファに座っていた。

「この歌の二行目を見てください。なんと書かれていますか？はい、出羽さん！」

「え、俺？…友達、百人出来るかな…？」

「そうです！ここには自分以外を数えて百人です。これで自分を含めば百一人…ここからが事件の始まりです」

「事件って、何々！？」

十束とアンナのキラキラの瞳に見つめられ汀は気分が乗ってきたのか、嬉しそうだ。


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続きまーす♪( ≧∀≦)ノ

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