俺の彼女がこんなにも可愛い【伏黒恵】

21話　伏黒side ページ27

伏黒side





現場の廃ビルに着いた
確かに3級程度の呪力しか感じられない

はあ、とひとつ溜息を吐く


伏｢確かにこれは厄介な任務になりそうだな…｣

伊｢住宅地などは近くにありませんので、
　 帳を降ろす必要は無いでしょう｣

伏｢そうですね、伊地知さんは離れた場所で
　 ビルの様子を見ていてください
　 何かあれば五条先生に連絡を
　 気配からして呪霊は最上階のようですが
　 念の為1階から見て回ります｣

伊｢分かりました、ではお気を付けて｣

伏｢はい｣




伊地知さんと別れて廃ビルの中へと足を運ぶ

4階構造のこのビルからは最上階の4階から呪霊の気配を感じるが、呪霊の気配しか(・・)感じられないのはおかしい



ビルに足を踏み入れた途端、何かが襲ってきた




伏｢蝦蟇！｣


それを咄嗟に蝦蟇の下で拘束する



俺はそれ(・・)の顔を見た

呪霊じゃない、人間だ

しかも報告にあった最初に任務にあたった4級術師


だがおかしい、少量の呪力しか感じられない
飛び出して来るまで呪力を感知出来なかった


とりあえず気絶させて先へ進む
外傷は無いようだ

だが妙だ
4級と言ってもそれなりに呪力はあるはずだ
こんなに少なく、ましてや近づくまで感知出来ないほどに消耗しているのであれば、呪霊と戦った外傷があるはずだがそれも見あたらない


また目の前に人影が現れた








┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈





あれ？なんかめちゃくちゃ不穏ですね…？
イチャイチャハピエン目指してるんですが……？

でも作者ハピエンしか書けないのでハピエンです！


たぶん！


(桜咲)



　

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