不思議な病院の日常【派生作品】

来客 ページ25

ラム猫。side


ラム「……」

今日も一人、…………だと思っていた。



ばだっ、、、



突然、つっかえ棒が倒れた。


ラム「⁉」

初めは勝手に倒れてしまったのだと思った。
しかし、違った。


「、、えと、、暁空、、、って言います！初めましてー！」にぱ、

そこには知らない人が立っていた。


ラム「、、、？」

笑顔で話しかけて頂いているのに、何て言っているのか分からないなんて…無愛想だなんて思われてしまったでしょうか？


すると、その人は私が聞こえていないことを察したのか、スケッチブックに文字を書き始めた。

【初めまして！暁空といいます！よろしくね！】



ラム「……」ぺこ



【俺は花弁涙病ってのを持ってるのー！涙が花弁なの！】にぱ、


ラム「……」

何故初対面でこんなにも話しかけてくれるんでしょう…？


…虐め、ないんですか？いや、…きっと後から虐めるつもりなんですよね…




【あれ？もしかして声も出ない？】



ラム「……いえ、喋れます」



【良かった…！喋れなかったらどうしようって思ったよ！】



久しぶりに話すせいで、上手く喋れていない気がする。



ラム「……扉、どうやって開けたんですか？」



【え？何か開かなかったから、少し力入れて開けただけだよ？】


どんな力をしてるんでしょう…？

と、いうか、何故そこまでして開ける必要が…？


ラム「何しに来たんですか」



【診察終わって暇だったから、廊下歩いてたら知らない部屋見つけたから入った。それだけ！】



ラム「……」


こうやって人と対面して話したのはいつぶりでしょうか？


先生とでも、扉越しなんですが…………



まあでも、………この人もすぐに虐めてくるんでしょうね…









あー…もう泣き方忘れてしまいました。

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繋げて下さいー！！

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