不思議な病院の日常【派生作品】

廊下の花が ページ36

くうside





おか、、、しい、なんで、こんなに、、、苦しいの？
胸が、ざわざわって、、、する、、よ、呼ばれた気がする、

い、いかなくっちゃ、



ボロボロと涙、、いや、花弁を流しながら僕は廊下に出る。

あー、また怒られちゃうな、、、せんせ、と、みなとち、、かなたきゅん。



君らが、、いないと、、、僕はいないんだから、、、



しばらく一人で歩いているとみなときゅんが見える。
、、やっぱり、倒れ、、てる、

誰か、来ないかなぁ、やっぱり、僕じゃあ運べない、、、はずだから、、、

、、、はず？




じゃあ、、、、やってみる、しか、、ない、、、

”あの時”みたいに。


、、？あの時って何だっけ？




『みなと、ち、、、起きて、起きて、頭が痛いのは、、、わかるから、ね、みなとち、』

ゆさゆさと体を動かしてあげてるけど起きる気配がない。
なんで頭が痛いの分かったの？って？
、、、えと、、勘。(
勘だよ、だって、、、友達、？だから、、

今度はお腹らへんを持ってみなとちの体を持ち上げようとする、
、、、軽い。
軽いよみなときゅん、ねぇ、ちゃんと食べてるのかなぁ、？



誰か、来ないかなぁ、なんて呟きながら僕はみなとちを診察室までもっていく。
途中花弁を沢山流したけど別にこれには感情なんてない。

泣きたいときに泣けない。

、、、最悪だな、僕。




『みなとち、ね、そろそろ、、、おきよ？ね？』

返事がない。
、、、生きてるよね？

一旦みなとちを床におろして呼吸と心拍数やら何やらをはかってみる。




生きてた。


『ね、ね、このままだったら、、、意識不明の重体とかっていう、、、洒落になら、、ない、』















＿＿＿＿＿そういって僕は一際大きい真っ赤な花弁をみなとちの頬に落とした。










＿＿
此処のパロの自分の伽羅まじ凝ってて好きですわ(
伽羅紙作ろうかなぁ、

by何故かやめたのに書いてるくうさん

医者の憂鬱→←検査

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す