検索窓
今日:721 hit、昨日:705 hit、合計:290,360 hit

ページ8

.





声に反応して、練習室の入り口に目を向けると

大きめのパーカーを着てドリンクボトルを片手に、少し眠そうなジョンハンさんが立っていた。











HS「あーヒョン、おはよう」


JH「.........おはよー」


「おはようございます、ジョンハンさん」


JH「.........」










ホシさんの挨拶だけを受け取ったジョンハンさん。入り口付近にあるベンチに座ってスマホをいじる。


今の反応は、完全に私に対しての拒否反応。


不仲と言われたり、2人っきりになっただけでメンバーに驚かれる私たちだけど、さすがにこんなあからさまな態度を取られたのは初めて。











HS「.........ジョンハニヒョン機嫌悪いね」











私にだけ聞こえるような小声で言うホシさん。

なんか悪いことしたかな?身に覚えもないし、無視されるのは普通に傷つくというか.........傷つくよね。


朝、ジョンハンさんに会うのは正直苦手。

多分低血圧なんだと思うけど、表情が極端に少ない。それに綺麗な顔って無表情だと冷たい印象でちょっと怖い。


でもイヤホンを返さないと、ここに来たことが無駄足になるし。











「.........ジョンハンさん!」


JH「っ.........!」


HS「A、元気いいなー。笑」











普通に話しかけるトーンで名前を呼んでもさっきみたいに無視されそうなので、ちょっと大きい声で呼んでみようかと思ったら結構な声が出た。

恥ずかしー。











JH「なに」


「これ、ジョンハンさんのイヤホンですよね」


JH「あー、うん。俺の」


「昨日家に忘れてました」











ジョンハンさんの目の前に立って、イヤホンを差し出す。

私は立っていてジョンハンさんは座っているから、少し上目遣いになる彼の視線。

本当に綺麗で、冷たい顔。











JH「.........早いよ」


「え?なんか言いました?」


JH「言った」


「聞こえなかったんで、もう一度お願いします」


JH「あんた、今夜時間ある?」











絶対さっき言った言葉と違う気がするけど、それは一旦置いといて。

どういう意図の質問なんだ、これは。

なんだかずっと噛み合っていないジョンハンさんと私の会話。



.

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (345 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1731人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , ジョンハン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

だみ(プロフ) - ソヒさん» コメントありがとうございますー!そう言っていただけてとても嬉しいです🥰これからもっと甘くなってくるので、引き続きドキドキを楽しんでいただけたら嬉しいです💘 (3月31日 15時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
ソヒ(プロフ) - この話に超ハマりました。最初のジョンハンとの距離感も好きだし,少し甘くなってきたジョンハンも好きで読んでてこっちもドキドキします‼︎これからも応援してます🫶🏻💗 ̖́-‬ (3月31日 0時) (レス) @page46 id: 35494ece9e (このIDを非表示/違反報告)
だみ(プロフ) - c128さん» いつもコメントありがとうございますー!負担なんてとんでもない!めちゃくちゃ嬉しいですよ❤️星ボタンもありがとうございます😘 (3月14日 1時) (レス) @page34 id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
c128(プロフ) - 更新のたびに嬉しいです♡あまり負担ならないように、星ボタンだけポチッとさせていただきます🥺🙌🏼✨ (3月8日 9時) (レス) @page31 id: d7b773ac82 (このIDを非表示/違反報告)
だみ(プロフ) - いずむさん» お話読んでくださりありがとうございます!名前変更できるように設定してみましたので、またご確認いただけますと幸いです☺️もし変更しきれていないところがございましたら申し訳ございません。貴重なご意見ありがとうございます〜! (3月4日 2時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:だみ | 作成日時:2024年2月24日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。