Hush-Hush

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「おはよー」


RE「おはー」


「ねえ、ジョンハンさん見なかった？もしくはマネオッパ」


RE「ジョンハンさん？見てないけど」











次の日、出勤してすぐ同期のレイに会ったのでジョンハンさんを見ていないか聞く。



昨日ソファーに落ちていたイヤホンはおそらくジョンハンさんのもの。

部屋を出てから時間が経っていたので追いかけても仕方がないと思い、メッセージを送ろうかと思ったけど

連絡先を知らないことに気がついた。

今まで何かあればマネージャーさんを通して連絡を取っていたし、仕事以外で会うことなんてなかった。




探すよりスケジュール確認したほうが早いな。

えっとー、午前中はパフォーマンス練習か。練習室行ったら会えるかな。











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HS「あれ、A？おはよー」


「あ、ホシさんおはようございます。1人ですか？」


HS「うん、まだ俺しか来てない！なんか用事ー？」


「あー、はい。ちょっとジョンハンさんに渡したいものがあって」


HS「.........ジョンハニヒョン？」











広い練習室の真ん中で、ホシさんが音楽を聴きながらストレッチをしていた。

私がジョンハンさんの名前を出したのが意外だったのか、少し反応に時差があった。












「昨日うちにイヤホンを忘れていかれたようで、渡したくて」


HS「.........え！Aんちにヒョンが行ったの？」


「まあ正式にはジョンハンさんの家でもあるんですけどね。別に直接渡す必要もないので、ホシさん代わりに渡してもらえませんか？」


HS「いやいやいやいや、待って待って！いつの間にそんな仲良くなってんの？付き合ってんの？」











ホシさん。

ジョンハンさんと私、一応形式上は夫婦なんですけど。











「そんな仲良しでもないですし、付き合ってもないです。帰ったら家に居たんですジョンハンさんが」


HS「あー！だから昨日空き時間にちょっと出かけてくるって言ってたんだ」


「それですね、多分」


HS「んで！2人で何したの！」











床に座っているホシさんと、立っている私。ホシさんが私の手を引っ張って座るように促す。

興味津々だなー。


でもなんかこの感じ学生時代を思い出す。

部活終わりに体育館で好きな先輩の話とか、友達の彼氏の愚痴とかこんな感じでよく話したな。先生にさっさと帰れってよく怒られたっけ。




あの頃は、純粋に恋愛してたな。





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