Hush-Hush

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ミンギュと飲みに行くと必ず二日酔いになるなー。

特に昨日は気分が良くて楽しかったから調子に乗ってハイペースだった気がする。

かろうじて記憶はある。



そう、何を隠そう酔った勢いで「ジョンハンさん、大好きです」なんて恥ずかしすぎるメッセージを送りつけたことも

ちゃんと記憶に残っている。











DK「それで、恥ずかしくて逃亡中なの？」


「別に逃げてるわけじゃないけど」


DK「けど？」


「恥ずかしくて会いたくない」


DK「逃げてんじゃん！」











次の仕事でドギョムのスタイリングをすることになり、この間ジョンハンさんとも来たカフェでランチを兼ねた打ち合わせ。


どうやら昨日私が送りつけた恥ずかしいメッセージをドギョムにリークしたらしく、開口一番にネタにされた。


ジョンハンさん、そういうことするタイプか。覚えおかないとな。











DK「Aってそういうことするタイプなんだねー！笑」











ニッコニコで楽しそうなドギョムの言葉にハッとする。

そうか、私もそういうことするタイプってジョンハンさんに思われたに違いないな。











DK「にしても、昨日のジョンハニヒョンは面白かったよ」


「どんな反応してたの？！」


DK「実はさー、昨日ずっとヒョンと一緒でさ。ミンギュと出かけて飲みに行くってヒョンに言ったの俺だし、Aから大好きってメッセージが来たときも横にいたんだけど」


「あー、そうだったの！」


DK「いつも以上にスマホは気にしてるし、Aからの連絡が滞るとあからさまにソワソワしてるし、かと思えば突然めちゃくちゃご機嫌になるし？笑」


「.........」



DK「あのヒョンをあんなに一喜一憂させるの、Aくらいだよ」











オーダーしたランチが来るまでの間、ドギョムは楽しそうにジョンハンさんの様子を話してくれた。

嬉しさと恥ずかしさが入り混じる、甘酸っぱい気持ち。

恋愛の醍醐味は、いくつになっても味わえるらしい。





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