Hush-Hush

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MG「.........てか、ジョンハニヒョンと進展あったの？」


「まあ、はい」


MG「まじ！」


「おかげさまで。ちゃんと気持ちを伝えられたし伝えてもらったよ」











2日前の、忘れられない夜。

長いようで短かったあの夜は、私たちにとって大きな覚悟を決めた夜だったように思う。











「私色々終わったら、ちゃんとジョンハンさんと夫婦になりたい」


MG「.........そっか」


「親にも、友達にも言えない結婚なんかじゃなくなったから。ちゃんと胸張って彼と結婚したんだって言いたい」


MG「A、」


「ん？」


MG「じゃあ、あらためて」










_______________"結婚、おめでとう。ジョンハニヒョンをよろしくお願いします。"











ミンギュはひどく優しい顔をした。

私は初めて、結婚の祝福を貰うことがこんなにも嬉しいことだと知った。












「ミンギュ」


MG「ん？」


「ありがとう、いつも本当に」


MG「え、えー？何急に！笑」


「私の最高の親友だよ」


MG「親友じゃなくて、家族だよ」











2人とも酔っ払っているわけではないけど、いつも以上に素直な気持ちを伝え合った夜。

外は凍えるほど寒いけど、なんだか身体の芯まで温まるような時間を過ごした。



ジョンハンさん、今頃なにしてるかな。



私はあなた以外の男の人と2人きりでお酒を飲んでいますが、あなたのことが大好きな男の人と、あなたのことを思いながら乾杯しています。

ミンギュは私のこと、家族と言ってくれました。

ジョンハニヒョンの奥さんならそれはもう家族らしいです。その理屈なら私はあなたと結婚した時点で1人の兄と11人の弟ができたってわけですね。

想像しただけでおかしくて笑えます。



.........ちょっと酔っ払ってきたかもしれません。あなたが心配するといけないので、ちゃんと日付が変わる前にタクシーで帰ろうと思います。











MG「ヒョンに連絡しときなね」


「大好きーって送っとこ」


MG「.........酔ってる？」


「.........うん」


MG「最高じゃん」


「だよね」











めんどくさい酔っ払い。




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