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お互いの息遣いを感じれる距離で、数秒の沈黙。

もう一度近づきたい気持ちが、見え隠れ。

今日私の唇に乗っていたルージュココが、うっすらとジョンハンさんの唇に移って。






我慢の限界で、目を伏せた。











JH「.........なんで、目逸らすの」


「っ、ドキドキしてやばいからです」


JH「だから、俺もドキドキしてるって」












早く解放してと願うのに、もう一度キスしたいという世界で一番贅沢な矛盾。

「ジョンハンさん、」と言葉に出来ない思いを、彼の名前を呼ぶことでぶつけた。

でもジョンハンさんは、意地悪な笑顔を覗かせる。











JH「言ってみな、どーしてほしいか」


「.........」


JH「A?」


「はい」


JH「俺は、素直な子が好き」











ジョンハンさんの手が私のうなじに移動して、さっきよりも2人の距離は近くなる。

どこへも逃げられない、逃がさないという意思が伝わってくる。

言わない選択肢なんて最初から与えられていないはずなのに、言葉が喉に詰まる。

「いじわるしないでください」と志願すれば、今度はまぶたにキスを落とされて、また彼の心の悪魔を見る。











「ジョンハンさん」


JH「ん?」


「もう一回、してほしいです」


JH「なにを?」


「.........キスを」











瞬間にゼロになった距離。

ゆっくりと私の唇を味わうかのように包まれ、少しずつ、少しずつ角度を変えられる。

これ以上このキスが続いたら、取り返しのつかないことになりそうだと思う手前で、少し弱くなる感触。

そうして油断していたら、また気が遠くなるような刺激と甘さを与えられて。






なにこれ。

こんなの初めて。






そんな感想がぴったりなジョンハンさんのキス。

どのくらいこの時間が続いたのかはわからないけど、もう全てがどうでもよくなる感覚。











もうこの人以外とキス出来ないと、後悔の波が押し寄せてきた。











JH「.........楽しかった?」


「キスしたあと楽しかった?って聞かれるの初めてです」


JH「じゃあー、気持ちよかった?」


「それは、ちょっと直球すぎますね」


JH「A、慣れてんね」


「な、なにがでしょう.........」











_______________"初めておかしくなりそうだった、キスだけで"











私は、その言葉におかしくなりそうです。





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設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , ジョンハン
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だみ(プロフ) - ソヒさん» コメントありがとうございますー!そう言っていただけてとても嬉しいです🥰これからもっと甘くなってくるので、引き続きドキドキを楽しんでいただけたら嬉しいです💘 (3月31日 15時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
ソヒ(プロフ) - この話に超ハマりました。最初のジョンハンとの距離感も好きだし,少し甘くなってきたジョンハンも好きで読んでてこっちもドキドキします‼︎これからも応援してます🫶🏻💗 ̖́-‬ (3月31日 0時) (レス) @page46 id: 35494ece9e (このIDを非表示/違反報告)
だみ(プロフ) - c128さん» いつもコメントありがとうございますー!負担なんてとんでもない!めちゃくちゃ嬉しいですよ❤️星ボタンもありがとうございます😘 (3月14日 1時) (レス) @page34 id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
c128(プロフ) - 更新のたびに嬉しいです♡あまり負担ならないように、星ボタンだけポチッとさせていただきます🥺🙌🏼✨ (3月8日 9時) (レス) @page31 id: d7b773ac82 (このIDを非表示/違反報告)
だみ(プロフ) - いずむさん» お話読んでくださりありがとうございます!名前変更できるように設定してみましたので、またご確認いただけますと幸いです☺️もし変更しきれていないところがございましたら申し訳ございません。貴重なご意見ありがとうございます〜! (3月4日 2時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だみ | 作成日時:2024年2月24日 0時

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