Hush-Hush

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「ブッッッーーーー」


MG「ちょっ！A汚いー！」


「ゲホッ、ゲホッ！ミンギュが変なこと言うからじゃん！」


MG「別に変なことじゃないしー！動揺するほうが変なんだしー！」


「.........」











ミンギュに正論を言われて言い返せなくなったので私の負け。

言葉が出ない私をドヤ顔をしながら見ているミンギュが憎たらしくて、なんか悔しいから目の前にあるお酒を煽った。











MG「さっき、ジョンハニヒョンのことをどんな人かスラスラ言えない要因の話したじゃん？」


「うん」


MG「関係値が浅いってことと、もう一つ」


「ミンギュはもうその一つの要因は無くなったって言ってたよね」


MG「うん、そうだね。その要因、Aは自分でなんだと思う？」











ミンギュと私は同い年だけど、たまにミンギュはお兄ちゃんのようなあたたかさを持って接してくれる。

今もこうして、言葉にはせずとも、怖がらなくて大丈夫だよと言われているかのような表情で話してくれる。











「興味かな」


MG「うん、大正解。今のAは、ジョンハニヒョン今なにしてるかなー？ご飯食べたかな？ってヒョンに対してすごく興味があって気になっている状態だよね」


「うん、かなり」


MG「それってもう、Aの心の中にヒョンが居るよね」


「多分」


MG「ヒョンとAは色々あって、興味とか好きとか付き合うとかより先に結婚したわけだけどさ」


「うん」


MG「そもそもスタートラインにも立ってなかったんじゃない」











結婚したときは、いつの日かわからないけど、必ず私たちの間には別れが来ると思っていた。

だけど今考えてみると結婚はしたものの、そもそもジョンハンさんと私、スタートラインにも立ってなかったんだ。











「まずは友達から、かなー！」


MG「はあー？！？？子供じゃないんだからさーーーー」


「子供じゃないからこそ、丁寧に行くよ」


MG「真面目かよ」


「真面目だよ」











だけど、そんな真面目な私を、ジョンハンさんに不真面目にしてもらうのもありかな？なんて

ちょっと期待もしてる自分が居る。





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