Hush-Hush

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なんかミンギュが本気で泣きそうになっていたので、ちょっと引いた。ミンギュはそんな私を見てちょっと拗ねていた。











MG「Aが俺のことをどんな人かスラスラ言えるのって、6年っていう時間もあるけど、Aと俺の間にあんまり壁がなく接してきた関係値があるわけじゃん」


「そうだね、13人の中だったら一番仲良いし」


MG「おー、なんか嬉しいなそれ」











ご機嫌なミンギュは「かんぱーい」と言って私のグラスに自分のグラスを合わせた。











「じゃあジョンハンさんのことをどんな人かスラスラ言えないのは、ジョンハンさんと私の関係値が浅いってこと？」


MG「それも一つだよね」


「じゃあ他にも要因があるってこと？」


MG「ある！.........と思っていたけど」


「いたけど？」


MG「今日話してみて、なくなったなーって思った。笑」











ミンギュは女性の扱いが本当に上手だなと思う。

答えがほしいとき、ヒントがほしいとき、ただ聞いてほしいだけのとき

女性が出す絶妙なニュアンスを受け取ってコミュニケーションを取る。














「最近私ね、ちょっと変なの」


MG「変？どんなところが？」


「.........ふとしたとき、気づいたらジョンハンさんのこと考えてる」


MG「(お、これは.........？！)」


「ジョンハンさんさ、私に今なにしてんのー？とかご飯食べた？とか聞くくせに、自分のことは全然言ってこないの」











私はあなたのことも、知りたいんですよ。











MG「じゃあAも聞いてみたら？」


「えー、今なにしてるんですかーって？」


MG「違うよー！」


「じゃあなんて聞くの」



















MG「私のこと、好きですか？って」





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