【恋愛革命!!】不良の俺が会長の心を奪います。《ｲﾅｽﾞﾏｲﾚﾌﾞﾝGO剣城京介》 (ページ1)

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プロローグ#　ページ1

私立雷門中学校…。
中高一貫の名門として名高い学校。

そして私は、

あ「…以上で中学生徒会定例会を終わります。
先生に呼ばれているので先に失礼します。」

実は雷門中等部の生徒会長だったりする。

定例会を終えて、生徒会室を出ると、
あちこちから視線が集まってくる。

「やっぱ、黒瀬先輩って美人だよな…。」

「成績優秀だし、
生徒会長選挙ではほとんど圧勝だったよね～。」

「でも、逆に近より難いというか…。」

生徒会長に就任して二ヶ月経つ今も、私の噂は絶えない。

学年主席、真面目、且つ見た目までお堅い、正に絵に描いた様な生徒会長だ、と。

私自身、一応自覚はあるんだけどね。

予習復習は毎日やらないと気が済まないし、校則も守るのは当たり前。
お洒落には興味ないし、人見知りが激しいから友達は極僅か。

人見知りが激しい私がどうして代表である生徒会長になったか…。

私はきっかけのある高等部の校舎を見つめる。

……神童先輩…。

…っと、先生に呼ばれてたんだっけ。

私は急ぎ足で職員室まで向かう。

下を見て歩いていたせいで、
やがて訪れる人生最大の危険に気がつかなかった。

ドン!!

あ「わっ!!??」

尻餅をつきながら、ぶつかった物体に目を向ける。

？「いってぇな…。」

青いツンツンした髪の毛に、明らか別の学校の制服。
何よりその目付きはキツくて、私を睨んできた。

？「…ぶつかってきて、謝りもしないわけ？」

とっさに我に返り、謝罪と

「すみません…。
というか、何なんですかその制服。
校則違反です。」

…生徒会長の権限を行使していた。

？「……あぁ？」

ぁ…つい言ってしまった…。

相手の不良(仮)は、更に睨んだ…と思うと、

？「…俺に注意なんて、面白い奴。」

不敵に笑って去っていった。

あ「何なんだったんだろ…一体。」

私は落としたノートを拾いながら呟く。

これから私があの人相手に
初恋を経験するなんて
この時はも想像していなかった…。

* * *

瀬令瑠菜が最初!!