■に。 ページ4
「せーんせ、はい！」
車で10分ほどの大型本屋。
彼らは、そこに来ていた。
本屋に入ると、ズラリと並べてある新刊が目に入る。
彼女は、その中の一つを手に取る。
そしてそのまま、店内へとさらに足を進める。
「…どんぐらい買う？」
「わかんない！欲しい本買う！！」
ライトノベルのコーナーに来て、もう6冊目。
彼女の手に、どんどん本が積まれていく。
別に、給料入ったところだし構わないと思っていた彼も流石に焦る。
しかし、そのあとも彼女は、面白そうだと思った小説を積んでいく。
ライトノベルのコーナーに別れを告げ、日本人作家の小説のところへ。
彼女の足は軽くなっていく。
しまいには鼻歌を歌いながら。
「そんな読めんの？」
「うん！」
「でも本棚もういっぱいだろ」
とかいう彼の手にも、二、三冊本がある。
彼が持っている本はただの雑誌だった。
最近興味が湧いてきた音楽のものとか。
「じゃあ、本棚も買いに行こう！」
「えっ…まじで？」
彼の言葉に彼女はうんうんと頷いた。
久しぶりの外出であるため、彼女は気分が浮ついている。
たまにはこんなのもいいのかもしれない。
彼は彼女の分の本も持ち上げ、会計へと向かった。
……………金額が悲惨だったのは言うまでもないだろう。
それから15分。
家具専門店へと向かうべく、彼は車を走らせていた。
「えー、この曲いやー」
「おまwwきっくんに失礼だぞ」
車の中で流れていたのはKIKKUNのテーマである。
このピコピコが、彼女は苦手らしいのだ。
じゃあと言って、次の曲は、CoDのテーマ。
彼女はこの曲がお気に入りである。
「やっぱかっこいー…」
「あーいいなこの疾走感」
彼は運転をしながら、少しメロディーを口ずさむ。
彼女も同じようにリズムを取った。
(後ろに積まれている本のタワーが倒れそうになっていた)
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ユリーカ(プロフ) - わあああい更新だぁぁ！！！いやー夢主ちゃん可愛いですねぇ。あろま先生が惚れるのも分かりますわー。 (2015年8月9日 12時) (
レス) id: 26e80094cf (このIDを非表示/違反報告)
えと - ツンデレあろまさん可愛いむしゃむしゃほんわか夢主もかわいいむしゃむしゃごちそうさまです (2015年7月2日 18時) (レス) id: 0b70f68b6b (このIDを非表示/違反報告)
汐菜 - 面白泣きしました。「こんないい作品作れるなんてみんな神だー」って泣きました。私も駄作を作っているので是非みてください(殴 (2015年5月19日 23時) (レス) id: 89d6c39680 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - うわぁぁぁ俺得です！eoheohの方も凄く面白かったです！どっちも好きなので頭の中でこーふんしてました！((母親に冷たい目で見られました← (2015年5月2日 21時) (レス) id: dfccf1ba78 (このIDを非表示/違反報告)
神莉 - …人参美味しいだろうがああああっ！！←あ、どもども。元チェリーです。人参大好き人間なんでこうなりました←こんなコメ気にしなくても良いですよー←更新頑張ってくださーい (2015年4月28日 4時) (レス) id: 0fea421f8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡桃沢 | 作成日時：2015年4月2日 11時
