今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,595 hit
小｜中｜大
○妙な緊張感○ ページ3
･
･
どれぐらい考えただろう。
我にかえったのは向こうの方にあるエレベーター側が騒がしくなった時。
騒がしいと言っても騒々しいわけではなく、
恐らく近隣の部屋に住む人達が帰ってきたのだと予測させる。
･
･
･
･
この場面…端から見たらどう思うんだ？
･
どうしよ、
このまま見てみぬ振り？
いや、あとあと、人間性を自問自答しそうだ。
･
じゃあ、部屋に連れ込む？
いや、勘違いされてお縄にかかったらどうする。
誘拐未遂なんかだと訴えられるのはまっぴら御免。
･
･
･
だんだんと近づく話し声と足音。
どくん、どくんと心臓が脈打ち、
それはもうかくれんぼしてる子供の気分。
･
･
･
｢……あの…｣
もう一度声をかけたとき…
･
･
･
･
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者ホームページ：なし 作成日時：2012年7月7日 22時
