6話 ページ7
ショッピside
彼女は未だに真剣な眼差しのまま俺を見つめ続けている。
確かに俺に媚を売るために一緒に残業するという女性社員はいたが、この目は嘘をついてない。
……つまり、素だということか…？
syp「…Aさんって変わってるっすね(笑)」
A「えっ！？どこがですか！？」
syp「色々っすよ」
A「………？？？」
Aさんはとても優しい人なのだろう。
普通なら自分の事を優先して他人の残業を手伝いなんてしない。
そういう所に男性社員は惹かれるのだろうな。
……まぁ、可愛いし…。
syp「……は！？」
A「え、どうかしましたか！？」
syp「あ、いや、なんでも…」
何を考えているんだ俺は。
ましてや、あまり話したことのない部下の事だというのに…。
Aさんに対して、いい人だとか、優しい人だとかいう感情に加えて……可愛いと思ってしまう自分がいた。
…俺は、彼女に恋愛感情を…？
いや、そんなわけない。彼女の性格の良さを把握しただけで、好きだなんて……。
syp「……はぁ」
A「大丈夫ですか？先に帰ります？もしかして風邪とか…」
syp「…大丈夫っす」
……やっぱり彼女は優しい。自分も早く帰りたいだろうに、俺を優先してくれる。
syp「……絶対、ありえない」
A「……何の事かは分かりませんが、頑張ってくださいね」
syp「あ、はい…」
いや、Aさんの事なんすけど……。
それから俺が恋愛感情だと気づくまで日はかからなかった。
残業の次の日、彼女が他の男性社員と和気あいあいと話しているのを見て、イライラしてしまった。
彼女が甘いもの好きという情報を手に入れ、一緒にケーキでも食べてみたいと思った自分がいた。
syp「好き、なのか…」
俺らしくもなく、人を好きになってしまった。
彼女いない歴＝年齢どころか、好きな人いない歴＝年齢だった俺には、彼女をおとすというのは超難関だろう。
syp「……くっそ…」
そのまま、思いを募らせたままで3ヶ月が経ったのである。
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こんにちは、又はこんばんは！腐林檎です！
いやぁ、ショッピ君を初々しく書けなくて泣きそうですよ(笑)
ここで1つお知らせですが、私が占ツクを更新するのは平日の学校がある日です。まぁ、今日は例外ですが…(汗)
なので、今後日曜などに更新がなかった場合『ああ、今日は平日じゃないからか』と思っていただけるとありがたいです！
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はる - 早く続きが見たいなぁ…無理しないて度でね？ (2020年6月21日 23時) (
レス) id: 86566bce55 (このIDを非表示/違反報告)
腐林檎(プロフ) - 毒素推しの僕さん» いいんですか！？とても嬉しいです!!!ぜひお願いします！ (2020年2月27日 16時) (レス) id: 144fcaad9e (このIDを非表示/違反報告)
毒素推しの僕(プロフ) - 表紙のお話なんですが、猫がちょこんと座ってるだけのイラストとか簡単なもので良ければお描き致しましょうか……？|´-`)ﾁﾗｯ陰ながらいつも応援させていただいておりますゆえ、なにか協力できないかと思いまして…… (2020年2月26日 19時) (レス) id: 36958056a1 (このIDを非表示/違反報告)
腐林檎(プロフ) - 如月 ラムネさん» あ、ありがとうございます！そんなに喜んでいただけて嬉しいです！近いうちに更新しますので、少々お待ちください！ (2019年8月7日 14時) (レス) id: 144fcaad9e (このIDを非表示/違反報告)
如月 ラムネ - やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい！！！！！！！いや、まって？！腐林檎さん、神ですか？！神ですよね知ってます← 大好きな猫とショッピ君って……なんかもう……ね？←伝われ (2019年8月7日 13時) (レス) id: 45875a7f6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：腐林檎 | 作成日時：2019年4月5日 14時
