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え、何。言いすぎた？
しつこすぎて呆れた？
え、ちょ、ちょっと待って！
ガラッ
『先生！』
いた。ちょうど階段を降りていくところだった。
『ま、待ってください！先生！』
S「ん？」
何もなかった様に振り向く先生は、なんだか嬉しそうな気がして。
怒っていた訳ではないようで、少し安心した。
『先生、急に出ていくなんてナシですよ。置いていかないでください。』
S「あー悪い悪い。じゃー、そのまま行くか。国研のドア閉めてきた？」
『あ、いえ。』
S「じゃ、ドア閉めてくるのとついでにお前の作品も一緒に持ってきて。」
『分かりました。』
............
どこへ行くんだろう。
なんて聞かなくてもこの廊下の先には保健室ぐらいしか、先生が行きそうな場所は無い。
S「まつじゅーん。」
やっぱり、保健室ですよね。
M「おっ、お疲れ様〜。」
『失礼します。』
M「いらっしゃーい。」
保健室へ入って真っ直ぐに先生は氷とか諸々が入っている冷蔵庫へ向かった。
M「アレ、取りに来たんだね。」
S「うん。コイツがもう暑いってうるさいから。」
アレ？ってかコイツって酷くないですか。
そう言って先生が取り出したのは、私が今最も欲しいと思ってやまなかったキンキンに冷えたアイスだった。
5作目：「もう溶ける、まだ溶けさせない。」
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フレンチ糖スト(プロフ) - 翠霞さん» こちらこそ、初めまして。嬉しいコメントありがとうございます。実は私も翠霞さんのお話を読ませていただいていまして、凄くお話の作りが上手いなぁといつも尊敬しながらお話を楽しませていただいています。私も陰ながら応援しています。 (2021年1月18日 18時) (
レス) id: ff01346260 (このIDを非表示/違反報告)
翠霞(プロフ) - 初めまして。いつもひそかにお話を読ませていただいております。フレンチ糖ストさんのお話が好きです。これからも応援しています。 (2021年1月17日 22時) (レス) id: c90e2b0ac3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フレンチ糖スト | 作成日時：2020年5月30日 20時
