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花に恋をする ページ4
「この間さぁ」
「そうなんだ！いいじゃん」
いろいろな会話が飛び交う中私達は次の授業のために別の教室へと向かう
「霧島さんってほんとお嬢様って感じだよね、私には絶対に無理だよ」
「そうですか？これくらい誰でもできますよ？」
やられたらやり返すそれが私である
今だって嫌味を言われたから言い返したただそれだけである
そんな嫌味を嫌味で返す会話をしていたその時向かい側からやってきた少女に私は釘付けになった
銀の美しい髪に雪のような白い肌人ではないと言われても信じてしまいそうなほどの美しさを持つ少女がこちらに歩いてきたのだ
その姿を見た私は少しの間ぼーっと立ち止まってしまった
「き、霧島さん大丈夫？」
心配する言葉を無視し私は彼女を目で追っていた
「先生に霧島は保健室に行ったと伝えてくださいっ！」
私は壊れてしまったのでしょうか？心臓がドクドクと高鳴り呼吸も荒い
そうかこれが"恋"なのだ
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