最後まで守りたい...

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Aside





〜午後8時〜






今、私は家で開かれているパーティに参加している。








ハァ、嫌だ。こんなの...






すると、








S「お嬢様、一足先に次に行われるパーティ会場へと行きましょう」








A「分かりました。」







私は2人のSPに連れられて、車へと乗り込んだ。









ん？なんで、私の隣にSPが座っているの？








いつもは運転席に1人と助手席に1人のハズ...









てか、パーティ会場の方向違うんだけど...







こっちは美術館への道だ。









A「あの、道間違えてませんか？」









すると、私の隣に座っていたSPが耳元で、









S「こっちであってるよ。A...」









この声は...








A「とお...る？」








すると、隣の男はカツラとサングラスを取った。









及「ピンポーン！」








A「徹っ！」








私は徹に抱きついた。








及「大丈夫だった？」








A「来てくれて、ありがとう」








ってことは運転しているのは、









A「鉄朗？」







黒「あぁ！」









A「本当にありがとう」









及「仲間を助けに行かないわけないじゃん」







黒「そうだぞ」









A「うん。でも、なんで私の居場所が？」









黒「桃花だ。なんか、もともと俺らのことも知ってたみたいなんだ。」









A「そっか。」









黒「俺はあいつと別れたけどな」









A「そっか...そういえばなんで美術館？明日じゃなかった？」









及「予定変更で今から決行！」







A「分かった！」







〜美術館到着〜









黒「よしっ行くか」





A・及「うん」









美術館の中へと入ったその時っ








？「ちょっと待ちなさい。」









私達の前に現れたのは...








A「桃花…。どうして…。」









桃「ちょっとね、話が聞こえちゃったんだ。とりあえず、今すぐ戻ってAっ」









A「嫌よっ！」









桃「はぁ…。本当は内緒にしてあげたかったけど、もうだめね。A…。いや、本当の名前は、









ラフチファス王国の王女、フローリア・エルトラント王女」









A「あなただけは信じていたのに…。ピチカルト・フルタルト姫。」

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