最後まで守りたい...

9 ページ11

Aside



〜到着〜




A「ここ...は？」




？「俺達のアジト？」




私を連れ出してくれた人がいう。






？「まぁ、俺達の家みたいな」



続けてトサカ？の頭の人が言う。






そ、そうだっお礼言わなきゃっ






A「あ、あの、ありがとうございます！連れ出してくださって...」





？「うん。じゃあとりあえず自己紹介ね。俺は及川徹。」






？「黒尾鉄朗だ」






A「姫城 Aと申します。お二人にはとても感謝しております。本当にありがとうございます。」





黒「？なんで感謝？」





A「あ、それは、自由になりたくて...」





黒「そうか。」







A「そういえば、私荷物とかなんにも持たずに来たのですが...」







及「そうだよね」






黒「そのドレス姿で歩かれるとバレるしな」







A「そう...ですよね。」






及「じゃあもう一回行く？」






黒「だな」








A「あの、私も連れていっていただけませんか？場所とかわからないと思いますし...」





すると、及川さんにポンと頭に手を置かれた。






及「うん。そのつもり！」






黒「女の子だし勝手にやられちゃ困るだろ？」






A「あ、ありがとうございます！」






及「走れる？」





A「た、多分。」







黒「及川、どうにかしてやれよ」





及「うぅ。あ、じゃあ、これで」






A「え？ キャッ？！」





及川さんにお姫様抱っこされた。





及「しっかりつかまってて」





黒「気をつけてな」




A「黒尾さんは？」





黒「俺は待機。気をつけてな」






A「はい！」





及「よしっ走るよっしっかりつかまっててね」






A「はい！」

10→←8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す