実況とバンドと恋と (ページ35)

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～桜菜side～

よし、出かける準備も出来たし行こう！

すると、ピロンピロン♪

あれ？梨葉ちゃんから電話だ

桜「もしもし？」

宇「Aちゃん！休みの日にごめんっいつものスタジオ来てくれる？」

桜「梨葉ちゃん泣いてるの？！何があったの？！」

宇「美桜ちゃんの水希ちゃんがっ…」

桜「えっ……すぐいく」

早く行かなきゃっ！！

ースタジオ到着ー

桜「お待たせっ！！……ってなに…これ」

宇「Aちゃんっ」

桜「どうなってるの…」

私がスタジオに来ると、そこには、切れた弦と散らばった楽譜が…｡

奥の方にいるのって…

桜「美桜っ…」

私は美桜のとこへといった｡

桜「美桜、何があったの…って…これ血…」

美桜の手には血がついていた｡

紫「ほっといてよ…」

桜「えっ…美桜、水希ちゃん…は？」

紫「…全部、私が悪いの！だから、ほっといてよ！！！！」

桜「…ほっとけるわけ…ないでしょ！！！！」

紫「うるさいうるさい！！！Aには関係ない！」

パチンっ！！！

宇「え……Aちゃん｡」

私は……今

美桜の頬を叩いた｡

桜「…私は、同じバンドのメンバーでもあり、美桜の幼なじみなんだよ！！！それなのにほっとけるわけないでしょ！！これはバンド全体の問題！楽譜だってみんなの楽譜もある！だから…

理由…話して」

紫「っ！！……水希に連絡とってるとこ……みられて」

桜「だ、誰…と…」

紫「………フジ」

桜「え……それ…だけなの？」

紫「それだけが大きい問題なの…｡前、会った時に私はフジと屋上で連絡先を交換した｡
控室戻って水希がフジに頼んだら…断ったの｡

それでさっき返信していたら後ろから水希がのぞいてきて……
こんなことに…」

桜「……それは、私にも責任あるのかも」

紫「いや、Aはなにもっ」

桜「私があの時キヨくん達連れてこなきゃこんなことには…だ、だからってそれが間違ってないわけでもないよ｡キヨくん達もみんなも喜んでたし…とりあえず、今日は片付けて帰ろ｡一緒に楽器屋行って、弦はりなおそう」

紫「わかった…」