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〜桜菜side〜
はぁ……なんか悔しい
私がもう少しはやく曲を作っていれば…
桜「うっ…ヒックッ」
すると、
?「ほんとにこっちでいいのかよ」
?「確かこっちだよ」
?「来たことあるんじゃねえのかよ」
?「ここのスタジオは初めてなの」
2人組の男の人の声がした。
声のした方をみた。すると、片方の人と目が合ったって……え…
桜/キ「キヨくん…?!/A!」
桜「ど、どうしてここに?」
キ「い、いや…こいつの付き添い…ここで練習なんだとよ」
?「初めまして、Aちゃん」
桜「え、えっと…どちら様ですか?」
キ「…あ、おいあれつけろ」
フ「ああ、うん」
すると、男の人はマスクとサングラスを出したって…あれ?この人…もしかして…
桜「へ?!あ、え、えっと…フジさん…ですか?」
フ「あったりー」
キヨくんと実況をしているからフジさんのことは知っている。
桜「全然分からなかったです」
フ「まあそうだよね」
桜「あ、桜菜Aです」
フ「うんっ敬語じゃなくていいよ〜よろしくね」
桜「あ、は…うんっよろしく」
キ「ところでAよ、泣いてたのか?」
桜「え?!な、泣いてないよ!」
キ「いや、だって涙のあと頬についてるし目も潤んでる…」
桜「あはは…ちょっとね」
すると、
フ「俺先いくからお2人で」
キ「えっ…あ…」
桜「フジさんいっちゃいましたね」
すると、キヨくんが私の隣に来た。
ちなみに私は今外のベンチに座っている。
キ「俺でよければ話聞くけど…」
桜「…あのね」
キ「おう」
桜「新曲……次のライブで披露できないって」
言った瞬間に涙が溢れてきた。
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作者名:ふらわぁ♪ | 作成日時:2017年8月22日 19時